ユノと私２ (ページ42)

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A「えっ生臭い？やだー。」

Y「ゲホッゲホッ……」

A母「ユンホさんどうしたの？大丈夫？」

Y「……昨日 Aはお風呂に入らず眠ったから……それに熱ですごく汗かいてたし……それでじゃない？Aシャワー浴びておいでよ。」

「えっだって昨日……」
私が反論しようとするとユンホさんが言葉を遮っていいからいいからとシャワーを勧める。

私は釈然としない。
母は汚いわねぇ～と言いながらキッチンに立った。そのすきにユンホさんが私に耳うちした。

Y「さっき俺のがAの髪についたでしょ？多分それだよ。あれは生物だから……ね！早くシャワー浴びておいで。それと寝室にお義母さんを入れちゃあいけないよ。シーツが俺ので汚れてるしティッシュがいっぱいだから。」

私は急に恥ずかしくなり急いでシャワーを浴びた。

少ししてユンホさんが帰ると言った。
タクシーを呼んだ。

私はエントランスまでついて行った。

ユンホさんは急に真顔になって言った。

Y「今日ヨナに会ってくる。ヨナって昨日俺に抱きついた女。昨日も言ったけど別れて1年以上経つ。ヨナが他の男性にはしったんだ。だからAには嘘はついてない。今日もう一度はっきり言ってくるから。俺を信じて。」

私は不安だったが頷くしかなかった。

ユンホさんはタクシーに乗り帰って行った。

トボトボ部屋に帰ると母が掃除していた。
寝室まですると言うからそれはそれは丁寧に断った。
母は寝室以外を掃除してくれ数日分のおかずを作ってくれた。

ありがたかった。

私がユンホさんと結婚すればこんなことも頼めなくなる。急に寂しくなった。

母に抱きつき
「お母さん私がお嫁には行ったら寂しい？」

A母「お母さんもお父さんも寂しいよ。でも Aが幸せならいいのよ。何かあればすぐ駆けつけることはできないけど次の日には行けるから……それは日本に住んでても遠くいれば一緒でしょ！」

「うん」

A母「ユンホさんを信じて。彼は誠実な人だから。」

「うん」

母が帰り 1人になり寂しくなった。

ちょっと休もうと寝室に行った。
驚いた。

ユンホさんの言った通り母に見せなくて正解だった。

私は慌ててシーツを取り替えティッシュを片付け空気の入れ替えをした。

シーツを洗濯し干してからベッドに横になった。