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「きゃー!!!」
「シュート決めちゃえー!!」
「ファイティーン!!!」
自分の彼氏を応援しに来ている子や、自分のクラスの男子が出ているから応援しに来ている子や、その他(俺目当て)の女どもの声援が響く中。
試合時間残り10秒を切った時、俺の元にボールが回ってきた。
「行け!シュート決めろ!」
「洸希マークしろ!!」
「絶対防げ!!」
「洸希、いけ!!」
洸希「おーう、まじか。」
突進してくる勢いで敵チームの男どもが攻めてくる。
いやぁ、厳しいよ?これ
ゴール入るかな?
足元のボールを気にしつつ、ゴールとの距離を確認する。
いけるかな。
入るか入らないかわからないけど蹴ってみたボールは、見事にゴールへと吸い込まれるように入っていった。
それと同時に湧き上がる歓声。
見たか。と言わんばかりにAがいる方を見ると、グッドポーズを俺に向けた。
なにそのダサい感じ。
俺もAの方へグッドポーズを向けると、うおおおー!と男どもの野太い歓声と共に、大して仲良くもない奴らが俺のことを囲んで肩を叩いてきたり、ケツを叩いてきたりと揉みくちゃにされた。
「よくやった!」
「やっぱ洸希がいれば無敵だわ!」
「うちのクラスが優勝だー!」
終いには、胴上げされそうになったから必死にその場を抜け出し、Aの方へと走って駆け寄って行った。
洸希「見てた?」
『うん、目をガン開いて見てた』
最後シュート決めてたね!と言うAに、そういえば勝ったー!やったーって時に頭撫でられたらキュンとくるって言ってたな…と思い出して、もう一回Aの頭を掴んで揺らして見た。
『だから…これ何?』
洸希「え?何ってナデナデじゃないの?」
『ナデナデっていうのはそんな乱暴にやるもんじゃなくて、こうやってやるもんなの!』
そういって、少し背伸びをして俺の頭を優しく撫でるA。
う、わ、…なに、。
『わかった?掴んで揺らせばいいってわけじゃないの。洸希に彼女が出来た時はもっと優しくやってあげてよね。』
洸希「…お、う。」
なんだ、…
この感じ
.
.
ふう。あっつ。
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花姫(ソヨン)(プロフ) - しぃたむさん» コメントありがとうございます!更新遅れていて申し訳ございません…!当方、学生であるため、テストが終わり次第更新します! (2019年10月10日 17時) (レス) id: 0da49b69df (このIDを非表示/違反報告)
しぃたむ(プロフ) - 続きが見たいです!!!!!! (2019年10月9日 23時) (レス) id: 3cf689c57d (このIDを非表示/違反報告)
咲希(ソヨン)(プロフ) - ゆんさん» 分かりました!ありがとうございます! (2019年8月19日 9時) (レス) id: 0da49b69df (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - 咲希(ソヨン)さん» こんなコメント受け入れて下さりありがとうございます<(_ _)>私が見たのは12話辺りだったと思うんですけど、見返してみたら直ってましたので大丈夫です!(^^)更新頑張って下さい (2019年8月8日 1時) (レス) id: f15f360086 (このIDを非表示/違反報告)
咲希(ソヨン)(プロフ) - ゆんさん» ありがとうございます!どの辺ですか…?教えていただけると嬉しいです! (2019年8月6日 9時) (レス) id: 0da49b69df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:咲希(ソヨン) | 作者ホームページ:
作成日時:2019年7月23日 14時