男と女のﾀﾞﾌﾞﾙｽ２【テニスの王子様】 (ページ27)

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紗季「部長、ボール上げてください」

手塚「任せろ」

ユウジ「小春～」

小春「行くわよ！ラブアタック♥️」

手塚「ΣΣΣΣ」

小春の♥️に手塚は、全身を震わせた

紗季「それは、維持でも許さない！」

小春「！」

紗季「くらえ！"零式ショット"」

ユウジ「なに！」

小春「テニスじゃないのよ！後退するはず」

紗季「油断せずに行こう……ってね」

紗季が打ち返したボールは、小春の前で止まって落ちた

小春「くっ！手塚くんが２人なんて」

ユウジ「燃えてきた」

紗季「部長、大丈夫ですか？」

手塚「あぁ」

紗季「よかったです」

越前「部長が２人」

桃城「俺、気持ち悪くなってきた」

不二「クスッ」

紗季「………暑い」

紗季は、着ていた上着をブラと同じ形にした
アスリート並の綺麗なクビレが露に

紗季「この勝負、青学が貰う！」

手塚「その通りだ」

小春「いくわよ！」

ユウジ「いくぞ！」

紗季「部長、上げてください」

手塚「あぁ」

小春「ユウジ」

ユウジ「任せろ」

ユウジが上げたボールを小春がアタックした
それを手塚が高く上げて

紗季「侵掠すること火の如く」

真田「なに！」

小春/ユウジ「！！！」

ボールを返せずに試合が終わった
紗季は、試合が終わった瞬間に姿を消した
海の家で涼む紗季は、アイスを食べながら様子を見ていた

桃城「あれ？紗季は？」

菊丸「あれ？」

大石「言い出しっぺが居なくなっちゃうなんて」

不二「大丈夫かな」

幸村「あそこで休んでるよ」

白石「暑くなったんやろ」

千歳「休ませるばい」

遠山「ワイもアイス食べたいで！」

なんてしてる間に紗季は、店内に貼られた花火大会のポスターを見詰めた

紗季「………部長の浴衣姿…………/////」

テニス部たちの視線を忘れて紗季は、一人ハッピーになっていた

不二「手塚！」

手塚「ハァー」

？「お嬢ちゃん、一人？」

紗季「ナンパなら他を当たってください」

？「１人でこんなとこに居るなんて寂しい子やな」

紗季「…………」

？「この花火、一緒に行こうや」

紗季「結構です」

？「行きたいんやろ？」

紗季「貴方とは、行きません！」

？「行く相手おらんくせに」

紗季「…………あ」

手塚「後輩に何か用ですか？」

手塚は、迷うことなく紗季の前に立ちはだかる

？「先行は、黙ってろ！援助交際でもしとんのか？」

手塚「…………」

大石「手塚、燭台」

二人にジャージを投げ渡した
二人は、ジャージを着て

紗季「私、先輩と行くので」