男と女のﾀﾞﾌﾞﾙｽ２【テニスの王子様】 (ページ15)

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不二「泣かないって言ってた紗季が泣くって相当だよ」

跡部「何処の学園だ」

手塚「浅賀女子学園のテニス部だ」

青学「そりゃ泣くよ……女子テニス部は、紗季にとってトラウマだ」

手塚「…………」

紗季は、越前に抱き着いたまま離れようとしなかった泣きながら震えている紗季をその場にいた誰もが心配になった

幸村「…………」

真田「昨日の試合を見ただけではないようだな」

大石「いつから勧誘を？」

紗季「ﾀﾞﾌﾞﾙｽﾄｰﾅﾒﾝﾄの初日です」

跡部「３日前から」

遠山「朝練抜きで取り敢えずご飯を食べれば落ち着くんやないか？」

財前「それは、金ちゃんだけっすわ」

越前「………手塚部長、紗季と組んでダブルスやったらいいんじゃないっすか？」

手塚「！」

越前「俺や不二先輩より関東大会から落ち込んでたんだし………紗季、ずっと手塚部長と組んでダブルスしたかってたし」

幸村「今日のﾀﾞﾌﾞﾙｽﾄｰﾅﾒﾝﾄは、後にして取り敢えずそれでやってみる？」

手塚「燭台、出来そうか？」

紗季「………(頷く)」

越前「んじゃ、相手は紗季が本気出せる相手で」

紗季「それ、ﾘｮｰﾏがみたいだけでしょ」

越前「やりたがってたじゃん………立海の部長と副部長を相手にしたいって」

幸村「いいよ」

真田「受けてたとう」

紗季「！！…………ありがとうございます、すみません私なんかに毎回時間とか迷惑かけてしまって」

３年「可愛い後輩だから許す」

紗季「！？」

幸村「その前にウォーミングアップして食事をしてから」

紗季「はい」

跡部「浅賀女子学園は、榊監督に話をしておく」

紗季「え？何で？」

跡部「あそこは、榊監督の因縁がある学園だから」

紗季「榊監督って氷帝のイケメン監督？」

氷帝「イケメンか？」

紗季「だって他の学校、年老いてるし………あ四天王寺は、違うね」

跡部「まぁ、そう言うことだ」

大石「一応、竜崎先生にも報告しておいた方が良さそうだ」

手塚「ああ」

紗季「いや！そんな大事にしたらダメですよ！私のせいで折角の合宿が」

手塚/跡部「だからだ」

紗季「！」

跡部「俺様の計画を邪魔する者は、許さん……」

手塚「部員が他校の先生に勧誘されたら報告することになっている」

紗季「でも」

跡部「燭台が心配しているようなことには、ならん………」

と手塚と跡部は、それぞれ連絡しに宿泊施設へ戻った
その間に他のメンバーでウォーミングアップを始め、連絡を終えた２人も合流した