the other side of love【11】 ページ37
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隣りのカバ子の、ふくらましたほっぺにキスしたくなるのを
ぐぅっと堪えてハンドルを握る手に力を込める。
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・・・知ってるよ。
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やきもちとか、俺のこの仕事のせいでいろいろ感じる諸々を
お前はそりゃもう見事にかわしてくれてるってこと。
カズはカズだから、ってオンオフ関係なくおんなじでいてくれる。
それがすっごい、居心地がいい。いいんだよ。
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和「じゃぁ、次からはちゃんと言って起こせ。な？」
「やだそんなの、恥ずかしい」
和「ねぇねぇ見てースカート買ったのーっていうだけだろ」
「だからそれが恥ずかしいってば」
和「じゃねぇと、まーた俺が一番逃すだろ・・・」
「・・・いちばん？って、あ、携帯鳴ってるちょっと待って・・・」
和「このスカート姿を、今日何人が目にしたんだっての。
かわいいなーって知らんアホヅラした男どもが見たんだろ」
「え、なにこれ・・・うそ」
和「しかもなにそのVネック。ちょい深くない？」
「・・・う・・そでしょ」
和「そんな見せるものねぇんだから、トックリ着とけばいいんだよ」
「ちょっと！！一体翔君になにしたのっ！？」
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いきなりのでかい声にビビって、曲がるはずの道を逃す。
お前のせいで遠回りじゃねぇかよ！って怒鳴ろうと横見たら
逆にもんのすごい顔で睨みつけられた。
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和「な・・・なに」
「翔君から、メール、きたんだけど」
和「そういや、すんげー電話来てたな。出てねぇけど」
「バッグに・・・・・なに入れたの」
和「・・・えっ(笑)？」
「翔君のバッグに、何か入れたでしょ！！！」
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和「・・・ヨッチャンイカ？」
「ヨッチャ・・・イカ・・・？」
和「パラパラーっとだって。んな、大したこと＿＿」
「ジムについて、着替えだそうとバッグあけたらすんごい匂いだったって！」
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信じられないのエンドレスリピが車内に響く。
なんでそんなことしたの！！って言われてもさ。
答えられるわけねーだろうよ。
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ヤイヤイ言うあいつの横で、神妙な顔をしながら
バッグを開けた翔ﾁｬﾝの顔思い出しただけで笑いそうになって
そのたびにバレないように唇かんだまま家まで走った。
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にゃんこ?(プロフ) - わー、もうすきです。何回読んでも泣けます。感動作です。大好きです。 (2015年10月24日 23時) (
レス) id: 7cd6255155 (このIDを非表示/違反報告)
キィ(プロフ) - ものすごくいいです( ;o; ) (2014年12月31日 12時) (レス) id: a8abba2e9b (このIDを非表示/違反報告)
しゃむ(プロフ) - やばいっ// (2013年12月29日 20時) (レス) id: 62a7618415 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃ - にの、やばいwwめっちゃかっこよす(^o^)/ (2013年12月29日 2時) (レス) id: 20a30ec314 (このIDを非表示/違反報告)
Seira(プロフ) - 綾香嵐さん» とんでもなく遅いレスでごめんなさい（泣）コメント欄に気づかずとはいえ失礼いたしました（´pωq）続きも読んでいただけたなら嬉しいです…♪泣いてもらえて感謝カンゲキ(*´∀`)♪ありがとうー☆ (2013年10月25日 1時) (レス) id: 6e5f42385e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Seira
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/seiralist/
作成日時：2013年1月27日 21時
