突然 彼が現れた 《平野紫耀》

飲み会 ページ35

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結局あの支配人のお願い攻撃で渋々参加することになり後々うるさくなりそうなので結も一緒に

岩橋にも事情を説明したら快くオッケーしてくれた






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今日はそこまで打ち合わせ立て込むこともなく支配人もさっき研修の人達連れて会社を出てったので私も早めに業務を終わらせ



結と岩橋はまだ仕事をしていたので一足先にお店に向かう





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接待でもないので普通の居酒屋




お店の前に支配人と研修の３人を見つけた





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『お疲れ様です』


｢｢｢お疲れ様です｣｣｣


桐｢待ってた｣


『すみません』


桐｢あれ？あとの二人は？｣


『少し遅くなります』


桐｢じゃあ初めに入っとこうか｣






お店に入り個室に案内された


上座意識する訳でもないが支配人だけはちゃんと座らせあとは自由に座ってもらった







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よりによって横は永瀬廉





何故だろう

何故こいつが横なんだろ





勘弁して欲しい





早く結が来ますように




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みんなビール飲むとのことなのでビールを人数分頼み


飲み物とコース料理を待つ








廉｢なぁ何でそんな怒った顔してるん｣


『別に怒ってません』


廉｢その顔ブサイク 笑、可愛いのにもったいないで 笑｣


『ブサイクくらい承知してるし、余計なお世話』


廉｢ふっ 笑｣






この人の波長が合わないというかよく分からない



本当にムカつく





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イライラが残りつつではあるが他の人とも話したりしていたらビールが運ばれてきた




各自ビールジョッキを持つ






桐｢では私から言うのもなんですが、堅苦しいのは嫌なので普通に友達と飲む感覚でお願いします

カンパーイ！！｣





乾杯の合図で私はビールをコグゴクと一気に飲み干す



『んっまーーーー』




飲み干したジョッキを机に置くと周りの目線が痛く感じる






廉｢えっ 笑｣



桐｢永瀬気をつけろ、そいつは見かけによらずお酒が強い｣



廉｢気も強くて怒りっぽくてお酒も強いって女要素ないやん｣



桐｢そうなんよ！接客中は対応完璧やし外見はほんま可愛くてほっとく男性おる方がおかしいって思うんやけど、実際は気が強くて機嫌悪いとオーラがムンムンで近寄り難いんよ｣



廉｢そうなんですか 笑｣






本人目の前にしてそれ言う？笑


別にモテたいわけじゃないし岩橋に可愛いって言ってもらえるだけでいいし





そんな会話を横目にビールを再度注文する



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