突然 彼が現れた 《平野紫耀》

朝 Sho＊side ページ26

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何時かわからない薄暗い中目が覚めた


少しボーッとして体調はまだ万全ではないかな



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手に感触があり少し身体を起こす



繋がれている手





そしてベッドの横に座り肘を枕にして寝ている君がいた

風邪をひかないようブランケットをかける






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紫｢ホンマにおってくれたんやな｣




起こさないよう繋がれてない方の手を頬におき親指で頬を撫で




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紫｢手離さんといてな｣



ゆっくり顔を近づけおでこにキスを落とした





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あの日




引越し終わってソファーに寝ていた俺に


君がダイブしてきた




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最初は驚いたけど

女の子大好きやし結構期待したで？



服装も服装やったし 笑






ちょっとイタズラしたら

その気になってくれるかと思ったら


全然





むしろ逆効果





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でもそれがまたいじらしく悪戯したくなって



それに反応する君も反抗する君も

何もかもが新鮮で可愛く思えて





独り占めしたくなってしまった







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君の帰りを待つも帰ってこなくて


帰って来たと思ったら違う匂いに包まれていた





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もどかしい





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君が誰かのものになるのなら





絶対に渡さない






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