突然 彼が現れた 《平野紫耀》

朝 ページ14

.



カーテンの隙間から注ぎ込む朝日て目を覚ます



上半身裸の岩橋の胸の中で腰に手を回され包み込まれていた








スースーと寝息をたてて寝ている顔


自分よりも美しい寝顔かもしれない。笑









大切な人の寝顔を見れる嬉しさと好きいう気持ちを再確認しながら静かに抱きつく






岩｢ん？、、A｣





腰に回してた手に力が入る






『起こしちゃった？』


岩｢大丈夫だよ｣




腰に回してた手を私の頭に置き優しく撫で額にキスをした








『そろそろ起きて支度しないと』


岩｢また帰るの？｣


『ちゃんと着替え持ってきてるから今日は帰らない』


岩｢今日は、、か｣





何かを確認するように今度は優しくキスをしたのもつかの間キスを何度も繰り返す、頭を撫でてた手は次第に胸へと降りていく






『ちょっ…まって』




岩橋の手を止めに入り手を握りしめる






『もう支度しないと本当に仕事遅れちゃう』


岩｢ふふっ笑 そうだね｣







こんな時にも私が冷静なことに岩橋からは笑がこぼれた

支度しようと一緒にベッドから出てよく見ると私は岩橋の部屋着を着せられていた







『これ、、』



岩｢あのあと気づいたらA寝ちゃっててシャツもしんどそうだし着替えさせたの｣





.






夜のことを思い出すと恥ずかしくてしょうがない





時間が思った以上に迫っておりバタバタと服を着替え二人で脱衣時に行く





歯磨きをしていると歯磨きを加えネクタイを結んでるのが鏡越しに見えた、男性がネクタイ結ぶ姿って自分の中でかっこいい仕草だと思ってたため見入ってしまう






鏡越しに目が合う見てたのがバレて恥ずかしくて歯磨きを終わらせ脱衣場を出たら




それを追いかけるかのように岩橋も出てきた








岩｢やっばもう出よ｣

『そうだね』






バタバタと慌てて家を出た




.





.






.






私はすっかり忘れていた


岩橋が支配人と何を話していたのか知りたかったことを







.








そして私はこれから離れ離れになることを知るよしもなかった





.







.








.

仕事→←お泊まり▼

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す