突然 彼が現れた 《平野紫耀》

仕事 ページ12

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いつもと変わらず出勤



変わったといえば






岩｢A大丈夫だった？｣


『うん大丈夫だった』





岩橋からの自分への気持ちと

自分から岩橋への気持ちが分かったこと







岩｢今日夜ご飯何食べる？｣


『岩橋は何食べたい？』


岩｢Aが食べたいものならなんでもいいよ｣


『じゃあ考えとく』


岩｢分かったよ｣




そう言うと自分のデスクにもどって作業を始めた




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ファイルに目を通していると






｢岩橋くんちょっといいかな｣

岩｢はい｣



岩橋が支配人に呼ばれてどこかに行った







気になりすぎて今日ある打ち合わせ内容が頭に入ってこない



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数十分後岩橋が戻ってきた、元気がないというか見てて心配になるような顔をしていた




岩橋の元へと向かおうとしたら




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｢神楽木さん、１０時ご予約の菊池様青木様夫婦が来られました｣



『あっありがとう』





心配しながらもファイルを持ちフロアへ






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時間がすぎる





業務をこなし打ち合わせをしていく





他の席で打ち合わせしている岩橋が目に入るが


やはりいつもより元気がない







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仕事が終わり帰りの準備もいつもより早く終わらせた





『お待たせ』


岩｢じゃあ行こっか｣


『うん』


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岩｢なに食べるか決まった？｣


『結局何も思いつかなくて』


岩｢じゃあいつもの所で 笑｣


『そうしようか 笑』




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居酒屋へ向かう





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居酒屋につきいつも通りビールとお決まりの品を頼む





｢『カンパーイ』｣




ビールを一気





『あれ岩橋一気に飲むの珍しいね 笑』



岩｢そう？今日はとことん飲むからつきあってね｣



『いつも付き合ってもらってるから今日は付き合うよ』





いつもより飲むペースが早く止めるに止めれない




『ねぇ今日ちょっと飲みすぎじゃない？』


岩｢そんなことない｣


『でもそろそろ時間も時間だしそこら辺でやめといた方が』


岩｢、、、｣



落ち着いたようだ




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ご飯を食べお会計をしお店を出たら





いつもより酔っている岩橋






岩｢A行こっか｣




差し伸べてきた手を私は躊躇なくその手を握った









『二日連続でお泊まりごめんね』


岩｢Aならずっといてくれていいよ｣


『ありがとう』









＿＿＿＿＿ガチャ



玄関を開けるとまたあの落ち着く匂い





『お邪魔します』



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