19話。 ページ24
宇髄side
ちょっと好奇心で頭を撫でてみたんだが...
宇「おお?顔が真っ赤になってるぞ?」
A「...」
撫でてからAがフリーズしてる...これはこれで面白いかもなあ...
宇「...ふっ、いつまでフリーズしてるつもりなんだ?」
A「......ねえ、宇髄先生。」
やっと動いた...と思ったら口だけ動いてる...ふふっwww
宇「ん?何だ?」
A「何か、今日は私に対して優しくなってないですか?いつもは頭の中善逸の事で
いっぱいな癖に。」
宇「うるせえよ。良いだろ別に。」
A「良くないです。犯罪、ダメ、絶対。というかもう犯してる。」
宇「あん時はド派手に入りたかった、ただそれだけだ。」
A「あのですね!ド派手に入りたかったとしてもそれは犯罪に」
宇「A。」
A「ふぇ...?」
宇「俺は、善逸の事は好きだ。だけれどもテメェの笑顔も好き。...と言ったら分かるか?」
実は俺はAの事は前から気には掛けていた。だが、いつも善逸と居て、ちょっと嫉妬したりも
した。だけれど、Aの笑顔がとっても綺麗で___
A「何を、ですか。褒めても何にも出ませんよ。」
宇「...さてはテメェ、天然か?」
A「違う。...きっと。」
宇「なら、答えを言ってやろう。A、俺の嫁にならないか?」
A「っ!?!?せ、生徒に何を!」
宇「...なぁんてな!冗談冗談!」
A「...〜〜っ!」
ん?何かプルプル震えだしたぞコイツ。もしかして期待してt
A「なぁに生徒に口説いてんだおのれはぁぁぁっっっ!!」
宇「ゴファッ...」
Aに回し蹴りくらった...い、いってぇぇぇぇ...
宇「け、蹴らなくても良いだろ...痛って...」
A「全く、冗談もそこまでです!私はもう帰りますからね!」
あちゃー...弄りすぎたかなぁ...でもまあ、
宇「半分本気だったんだが...ボソッ」
そして、顔を上げてみると、もうAは帰る準備万端だった。...早くね?
そんな事を思っていると、Aはくるりと俺の方に顔を向け____
A「じゃあ、宇髄先生...また、明日。」
今までに無いくらいの、とても綺麗な笑顔でそう、告げられた。
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リリィ - もう更新しないんですか? (2020年5月30日 12時) (レス) id: 36b39b29b1 (このIDを非表示/違反報告)
福ミカン - *白米さん» ありがとうございます!あ、玄弥君ですか...ちょっと分からないですね。何より玄弥君のキャラがちょっと分からないので... (2020年4月30日 12時) (レス) id: 10a8b4099c (このIDを非表示/違反報告)
*白米 - この作品好きです!…あの…玄弥君とかは出てきますか? (2020年4月29日 22時) (レス) id: fa8e24ad51 (このIDを非表示/違反報告)
福ミカン - 青い夕日さん» 応援ありがとうございます!頑張りますね!トミオカサン、コワイネ。 (2020年3月11日 21時) (レス) id: 10a8b4099c (このIDを非表示/違反報告)
青い夕日 - 巻き込まれる夢主ちゃん可哀想。義勇さん、女の子の顔をビンたしちゃいけませんで。でも、ヤンデレ作品好きです!更新頑張ってください! (2020年3月10日 4時) (レス) id: e84367e7a0 (このIDを非表示/違反報告)
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