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#2-16 ページ40





・たいき × A


2人で波打ち際を歩き出す。


大「悩みがあって」

 「・・・相談相手、私で大丈夫?」

大「うん、大丈夫、え、ダメ?」

 「分かんないけど、頑張る」

大「ありがと(笑)。
 ・・・俺さ、あんま来れてないから、
 マジで遅れてるじゃん。
 この間、ヒカリが陣くんと楽しそうにしてて。
 ・・・絶対好き同士だった。
 ・・・このまま、想ってていいのかなって」

 「んー・・・」

大「・・・・・・別にね、気になってる人はいるから、
 その人と話すとか、
 太陽LINE使って誘うとか、
 やってみた方がいいのかなって」

 「それはいいと思う!
 そしたらヒカリちゃんも気になると思うし・・・
 ちょっと賭けだけど。
 ・・・それに、ヒカリちゃんのことは
 気になったままでもいいと思う。
 まだ序盤だし、気になる人が何人かいるのは
 仕方ないんじゃないかな。
 実際私もそうだから」


大樹は2、3回頷いた。


大「Aちゃんさ、別の現場で一緒になったじゃん?」


横『そうなの!?』
飯『それは強いな・・・』


大「あの時もそうだったけど、
 すごい周り見てて、気遣いできて素敵だなって思う」

 「!ほんとに?嬉しい・・・飛び跳ねたい」

大「あはははっ、いいよ」

 「やった(笑)」

大「・・・Aちゃんさ、本気で恋しにきた?」

 「え、当たり前でしょ?大樹くんは?」

大「俺はねぇ、絶対彼女作ってこの冬を満喫するから!」

 「ふふっ。叶うといいね。お互い頑張ろう!」


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作者名:A | 作成日時:2021年6月12日 23時

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