#2-15 ページ39
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[木材チーム]
木材チームは、シーグラスチームより先にアトリエに帰ってきていた。
・じん × ヒカリ
貰った木材でオーナメントを作る2人。
H「気になる人・・・変わった?」
陣「うん、変わったかな」
H「そっか・・・」
視線を交わらせる2人。
陣「どうですか?」
H「何が?・・・これ?」
陣「うん、それ」
手元の木材を指す陣。
照れたように笑う。
H「いい感じです。・・・陣くんは?」
陣「これの話?」
H「うん」
陣「めちゃくちゃいい感じ」
H「おー」
陣「なんなん(笑)」
横『あーあーあー』
滝『難しいなぁ、これ・・・』
H「じゃあ、はい!ハートあげます」
陣「え!ありがとう」
H「大事にしてよ?(笑)」
陣「うん、するする」
R「モテるねぇ〜」
未「(笑)」
別の場所で作業していたRIKUと未音が
ニヤニヤしながら2人を見守っていた。
そこへ、一通のLINEが。
なつきなつきです!大樹くん来ました!
なつき|浜辺での5ショット|
陣「俺らも撮っとく?」
H「撮ろう」
・・・
[シーグラスチーム]
大「おーーーい!」
夏「あ!大樹くん」
涼「お!」
4人に向かって満面の笑みで走ってくる大樹。
萩もAも顔を綻ばす。
大「遅くなりました」
萩「・・・意外、大樹くんは向こうに行くと思ってた」
大「向こう?」
夏「今、木材のチームとシーグラスのチームに分かれてて」
大「ああ!さっきまでの現場がこっちの方が近かったんだよね」
涼「なるほどね」
5人でシーグラスを集めていると、
ふと顔をあげた大樹が、1人でいるAを見つめる。
大「Aちゃん」
「っ!びっくりした、大樹くんか」
大「ちょっと話しませんか」
「うん」
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作者名:A | 作成日時:2021年6月12日 23時