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side : 七
一「くそぅ、俺らが喋れないばっかりに!」
二「A先生泣きそうだったよ……」
三「一条くんと二葉くんは喋れても答えられなかったよね?」
「「……」」
いつもの部屋で恒例の会議、
先生からの問いを無視する形になってしまった俺とロクちゃんは一際落ち込んでいて。
四「嫌われちゃうよ……」
五「バカ!縁起でもねえこと言うなよ!」
六「あんな簡単な単語答えられないなんて……」
七「どうする?」
三「これはもう僕達の“女子と話せない病”を打ち明けるしか?」
五「そんなダセエことできるか!」
でも、このまま一週間あの態度を取り続けるのは申し訳なさすぎる。
二「俺は言う!A先生と話したいもん!」
一「そんなの俺だって!」
三「じゃあこうしよう、」
画用紙を取り出した三村が大きな字で、
“僕達は女子と話せません!”
と書いた。
一「でもA先生とお話したいです、と」
二「ふたちゃんって呼んでください、!て書こ〜」
五「じゃあ俺は!」
画用紙の空白がどんどん埋まっていく。
俺も書いとこ、
A先生って呼んでいいですか?、とかね。
一「よし、帰りのHRで渡すぞ!」
「「「オーー!!」」」
七「で、誰が渡すのこれ」
「「「……」」」
六「フタちゃん一番話せてるんだから渡しなよ」
二「よ、よし、頑張る!」
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みゆ(プロフ) - アオさん、完結お疲れ様でした!野郎組ロスに陥っていた日にとっても素敵な小説に出会えて嬉しかったです!8人全員の先生とのエピソードがキュンキュンしたり、もどかしくてうずうずしたりとすごく楽しんで読むことができました。本当にありがとうございました! (2020年4月24日 1時) (レス) id: 827b400d7b (このIDを非表示/違反報告)
みぃ☆ - こんな感じってのは、無いんですが、八代くんとのストーリーをお願いします!八代くんの出番が、今の所少ないなーって、思って。これから書く予定でしたら、ごめんなさい!まぁ、ただの正門副担ってだけかもですがw。頑張ってください♪ (2019年9月28日 21時) (レス) id: c6d72d9d14 (このIDを非表示/違反報告)
那須町(プロフ) - 野郎組ロスなうです。リクエストなのですが、一条くんと二人で放課後補習を受けるお話が読みたいです。 (2019年9月24日 20時) (レス) id: 9d33370a5d (このIDを非表示/違反報告)
なす。(プロフ) - リクエストいいですか、、?フタちゃんと二人きりでいる時、手と手が重なっちゃって恥ずかしがってるフタちゃんが見たいです!語彙力が無くてすいません!無理だったら大丈夫です、、!!! (2019年9月24日 16時) (レス) id: 7de1f4b97c (このIDを非表示/違反報告)
ひぃ - ついに野郎組終わっちゃいましたね…… でもこの作品を楽しみに毎日頑張っています! 私、七瀬くんと資料室の整理したい願望があるので、それをリクエストしますね笑 これからも更新頑張ってください! (2019年9月23日 12時) (レス) id: 7e41312358 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アオ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=blueao5&scr=novel/jeyuto01...
作成日時:2019年9月15日 12時