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「そやったらええねんけど・・・」
「なんで好き言われてんのに、
のんちゃんが不安そうなん？」
「流星、モテるしさ。
告白されてから結構時間たってもうたし。
俺のことなんか忘れたかもって不安やねん」
「大丈夫やって！
のんちゃん、もっと自信持った方がええよ」
のんちゃんの肩叩く。
「そうかな？
俺なんか・・・」
「なんでなん？
のんちゃんはめっちゃ魅力的やで！」
「ほんまに？」
「うん。
カッコええし、可愛いし、素直やし」
「神ちゃん、ありがとうっ！」
のんちゃんが、ひしっと抱きついてくる。
そん時。
「おい、離れろ」
のんちゃん越しに、
めちゃくちゃ淀んだ声が聞こえた。
大毅の声ちゃうみたいに低かって。
不穏な空気が流れ出す。
どうしよって焦ってんのに。
けど、でっかいのんちゃんが前におって、
大毅の姿は見えへん。
「ごめんごめん。
ちょっと神ちゃんに相談乗ってもらってただけ。
俺、この珈琲、運んでくわ！」
のんちゃん、慌てて言うて、
トレイ持ってキッチンを出てった。
大毅は黙ったまんまで、
俺を冷たい目で見てる。
怖い・・・
威圧感に耐えられへんなって。
「俺も向こう戻る」
大毅の隣通り過ぎようとしたら、
がしって、手首掴まれた。
「なあ、とも。
何回言うたら分んの？」
「なっ、何が？」
「やから。
小瀧に隙見せんなって」
「違うねん。
ほんまに相談乗ってただけ」
「それがあかん言うてるねん」
久しぶりに、嫉妬してくれるとこ、見た。
ちょっと嬉しい。
「大毅、やきもち妬いてんの？」
自然とにたにたしてまうやん。
「なん笑てるん？
とも、俺、怒ってるねんで？」
大毅が不服そうに言うて、
俺のこと閉じ込めるようにして、
シンクに手をついた。
「嬉しいねんもん」
「なんでやねんって」
悔しそうな大毅の声にきゅんとしてるうちに。
不意打ちにキスされた。
すぐに深くなる。
がくんって膝から崩れそうんなって。
大毅が背中支えてくれる。
シンクにもたれたまんまで、
また、激しいキスを受けて・・・
すぐ近くにおるはずのみんなの声が、
どっか遠くに聞こえて。
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fool(プロフ) - フルムーンさん» はじめまして😍ありがとうございます💕そ きゅんきゅんしてもらえるのが一番嬉しいです💕もしよければ他の作品にも遊びに来て下さい💕涙なんて…もうありがたいしかないです💖 (2022年8月7日 19時) (
レス) id: 5c064e1f18 (このIDを非表示/違反報告)
フルムーン - 初めまして、コメント失礼致します。41歳にて、こんなにキュンキュン(古いかな(笑))切ない小説に出会えて、感激です。仕事の休憩中に少しずつ読んでいましたが、途中から涙が…。素敵な小説、ありがとうございました。 (2022年8月7日 18時) (レス) @page47 id: 764396ef65 (このIDを非表示/違反報告)
のん - エエやんけぇもめちゃめちゃ良い、、、、、、、好きすぎて死ぬ。。。。ｗありがとうございました！！！！！ (2021年1月15日 1時) (レス) id: 4a739d7eed (このIDを非表示/違反報告)
のん - やばいやばいやばいやばい死ぬほど好きです。私の推しCP通りすぎて私の妄想書き綴ったんかってほどに最高すぎる。ありがとうございました！！！！！！ (2021年1月13日 1時) (レス) id: 4a739d7eed (このIDを非表示/違反報告)
non west(プロフ) - 初めまして！ 恋のABOすごく楽しかったです。かみしげ大好きなので、是非�，領仄�けのお話読みたいです！ (2021年1月10日 21時) (レス) id: 6317775239 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fool
| 作成日時：2021年1月5日 20時
