ダブル 3 (ページ22)

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昼間は涼介くんと観光。
思っていたよりもスムーズに観光が出来た。

夜はナイト ZOO。

最初は乗り気じゃなかったくせに楽しんでいる涼介くん。
そんな涼介くんを見ているのがちょっと楽しかった。

ご飯を食べてホテルへ戻りお互いシャワーを浴びた。

『明日はなにする？』

「ショッピング。夜は屋上のプール行こう？」

『うん！涼介くん…。』

「なに？」
うつ伏せで寝転がっていた涼介くんが起き上がった。
そして向き合って座った。

『帰ったらまた忙しいの…？』

「そうだね…でも夜はちゃんと帰るよ？なんで？」

『気になったから聞いただけ…。』

「本当にそれだけ？」

『うん』
立ち上がり窓ガラスの側に立って外を眺める。
涼介くんに後ろから抱きしめられた。

「もし、言いたいことあるならちゃんと行って？」

『………。少しの間涼介くんの家に泊まってもいい？』

「なんだ！そんなこと？全然いいよ！」
涼介くんは安心したようにベットに座った。
私も隣に座る。
そしてそっと涼介くんにチューした。
何度も何度も…。

「A？」

『ん？』

「可愛すぎ。そろそろ寝よう？」

『うん。』

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