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11月ごろ買ったかわいい方のルームウェアを着て
リビングへ戻ると
「紅茶飲む？」といいながらリビングにいる涼介くん。
『うん。』
ソファーに座らずに絨毯の上に座る。
「どうぞ」
テーブルの上に涼介くんがカップを置いた。
『ありがとう…』
「うん」
涼介くんはソファーに座った。
涼介くんの方に向くのも恥ずかしく…
自分なにやってるんだろう…。
そばに来たラッシーを膝に乗せてわざと逆撫でする。
逆撫でを終えるとラッシーはなぜか涼介くんの座っているソファーの方へ行った。
「………。(笑)」
涼介くんが笑い始めた。
ラッシーはなんで笑われているのか分からずきょとんとしている。
ラッシーのきょとんとしている顔を見てもっと笑う涼介くん。
なんか微笑ましい光景で思わず写真を撮った。
涼介くんはラッシーを置いて私の後ろに座った。
そして後ろからぎゅっと抱きしめられた。
「あんなに逆撫でたらライオンみたいじゃん」
二人でラッシーの方を見る。
ラッシーは逆撫でされたままの状態で絨毯の上に伏せっている。
『かわいいでしょ？』
涼介くんの唇が耳に触れた。
「Aの方がかわいいよ」
と耳元で囁かれた。
『………/////｡』
「顔真っ赤。」
そう言ってクスクスと笑う涼介くん。
『だって…涼介くんが…。』
「俺がなに？」
『もういい！！』
「ごめん。かわいいからイジワルしたくなっちゃった。」
『………。』
「絨毯敷いてあるけど、寒くない？ソファー座ったら？」
『うん…。』
涼介くんと少し距離を取って座った。
そうすると涼介くんはごろんと寝転がって私の膝に頭を乗せこちらを向いて横向きになった。
『涼介くん？』
「んー？なに？？」
『どうだった？カウントダウンのコンサート。』
「いつも通りだよ。まぁ、手応えはあったけどね。
気になるなら来れば良かったのに。」
『話を聞くだけでいいの。』
「そっか…。」
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作者名：197561549 | 作成日時：2017年11月28日 23時
