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山田涼介side

仕事終わりにAに会いたくて連絡をしてAの住所を教えてもらった。
相変わらずすごいマンションに住んでいる。
セキュリティーはばっちり。

「あれ？山田？？」

振り替えるとはっしーが立っていた。

橋本「Aに住所聞いたの？」

「うん。」

はっしーと一緒にエントランスに入りエレベーターに乗った。

橋本「邪魔…しないからさ。俺が帰ってきたことだけは伝えてよ。」

「わかった。」

橋本「変なことするなよ！声聞こえたら気不味いし…。」

「しねぇーよ！」

エレベーターを降りて部屋の前についた。

橋本「Aはそっちの部屋。」

「ありがとう。」

はっしーは手をひらひらっと振って部屋に入っていった。
チャイムを押すとすぐにAが出てきた。

『どうぞ』

「ありがとう。」
靴を脱いで入る。手を洗ってリビングへ。
そして絨毯の上に座った。
すぐにラッシーが来て膝の上に座った。

「ごめんね。夜遅いのに…。」

『平気だよ！どうぞ』
紅茶をテーブルの上に置いてAも座った。

「さっきはっしー帰ってきたよ」

『そうなの？』

「うん。下(エントランス)で会って玄関の前まで一緒に来た。」

『だからエントランスからのチャイムは無かったんだ！
　どうやって入ってきたのかと思った！』

「そういうこと。明日仕事？」

『うん。7:45～涼介くんは？』

「15時の新幹線で大阪。年越し大阪でコンサートなんだ」

『そうなの？』

「来る？」

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