ダブル 2 (ページ40)

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イルミネーションを見て温かい飲み物を買って涼介くんの車で新宿の駅まで送ってもらった。

『送ってくれてありがとう！ルームウェアは涼介くんの部屋に置いておいて。』

「分かった。気を付けてね。」

『うん、ありがとう』

電車に乗り帰宅。

『ただいま』

「おかえり。」
玄関を入ると良亮が出迎えてくれた。

『ラッシーのお散歩とご飯ありがとう。急にごめんね』

「山田とお出掛け？」

『うん。居ないと思って行ったら居てちょっとデートしてきた。』

「そっか。」

『うん。』

「A？俺もAとお出掛けしたいなぁ…。」

『しよう♡私も良亮とお出掛けしたい！』

「近いうちにどこか行こう！」

『うん。お風呂入ってくるね！』
お風呂に入ってルームウェアを着て良亮のもとへ。

『………。』
そっと近づいて後ろからぎゅっと抱きついた。

「なに？甘えたいの？？」

『うん。』

「じゃあ､ちょっと離して。」
そう言われて離れると良亮はこちらに体を向けた。
「おいで！」
両手を広げて言われた。素直に腕の中に収まる。
『あったかい。』

「山田には抱きつかないの？」

『うん。』

「そうなんだ。」

『良亮の12月24日と25日のご予定は？』

「24日は仕事。25日はオフ。24日の仕事は山田と一緒」

『涼介くんと一緒なんだ！みんなでパーティーしたいなぁ…。』

「俺は良いけど山田はどうだろうね…？」

『そうだよね…。』

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