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お風呂から出てきた良亮の顔を見てビックリした。
唇の横と頬にアザが出来ていた。
涼介くんと喧嘩するって私のせいな気がしてならない。
『………。』
とにかく感じる罪悪感…。
「A?近々山田も含めて3人で話そう?」
『うん。』
ぎゅっと良亮に抱きついた。
「どうしたの?」
『こうしてると安心する。』
「うん。」
頭をなでなでしてくれる良亮。
『明後日どこか行こう?』
「いいよ。どこ行く?」
『良亮どこ行きたい?』
「海」
『じゃあ、海行こう。』
「うん」
翌日いつも通りご出勤。
ラッシーと良亮は大人しく待ってるはず…。
帰り道の途中
新しく出来たケーキ屋さんでケーキを購入。
そして帰宅。
手を洗ってキッチンへ行くと良亮が御飯を作ってくれていた。
ケーキを置いて
『ただいまー♡』
後ろからぎゅっと抱きつくと優しく
「おかえり」と言ってくれた。
『ケーキ買ってきた♪』
「あとで食べよう!」
『うん!』
良亮から離れて冷蔵庫にケーキをしまう。
「山田と会うの明後日でもいいかな…?」
『うん…。大丈夫…。』
「会いたくない…??」
『分かんない。』
「そっか…。」
『良亮も居てくれるんだよね?』
「うん。部屋着に着替えたら?」
『でもラッシーの散歩…。』
「もう行ってきた。」
『ありがとう♡』
また後ろから抱きつきすぐに離れて着替えに寝室に入った。
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作者名:197561549 | 作成日時:2017年11月3日 10時