ダブル 2 (ページ4)

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「今の薮くんなに？」

『さぁ…？』
Aは何食わぬ顔をして次の人の準備をしている。

「今のは妬けるなぁ…。」
そう言ってなぜか詰め寄られる。

『なに…？』
そう言ったとき背中に壁が当たった。
それとほぼ同時ぐらいに顔の横に手をつかれた。
そしてちゅーしちゃうんじゃないか？ってぐらい
「ねぇ…俺だけ見てて。」

『………。見てるよ。』

その時いきなりドアが開いた。
有岡「Aちゃーんヘアメイク…。あっ、ごめん！！」
有岡くんは急いでドアを閉めようとした有岡くんを呼び止めた。

『有岡くん、どうぞ。』

そう言って壁ドンされているところからするりと抜け出した。

涼介くんはまたソファーに座った。

『いつもと同じでいいですか？少し変えてみる？』

有岡くんにいろいろ提案した。
そしていつもと少しかえてみた。

このあとどんどんメンバーが来てヘアメイクをしていく。
最後に残ったのは涼介くん。

『はい、座ってー！！』
ソファーに座っている涼介くんに言う。

「はーい」
涼介くんは椅子に座った。
そしてなにも聞かずに勝手にセットをする。

「俺にはなにも聞いてくれないんだね。」

『だってこの髪型が今一番いい感じでしょ？』

「そうね！」

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