明かし ページ8
ゴン「ホント！？」
「どうせ私の番号は自分自身だからね、暇だし良いよ？」
ゴン「やったぁぁ！！」
両腕を伸ばしぴょんぴょん跳ねるゴン
その光景が微笑ましくてつい笑ってしまう
「師匠から札を奪うのに一騎打ちはゴンにとって不利だから隙を狙って奪うしかないね」
私とゴンは木の根元に座りどうやって奪うかを話し合っていた
ゴン「ヒソカの隙を…ヒソカに隙なんてあるのかな…」
「まぁ…どんなに強くて完璧な人でも多少の隙はあるものだよ、そこをどうやって突くか…だなぁ」
ゴン「ねぇ…1つ聞いていい？」
「ん？何？」
ゴン「なんで…ヒソカが師匠なの？レイラとヒソカってどうやって出会ったの？」
ゴンが真っ直ぐ視線を反らさず私を見つめる
「っと…それは…」
話してもいいけど話すのが怖い…ゴンは私の過去を知ってどう思うのだろうか…
ゴン「俺、レイラの事知りたいんだ、だから教えて欲しい」
「…そんな楽しい話じゃないよ？」
ゴン「うん、それでも知りたい」
「…分かった、けどキルアとかには言わないでね？」
ゴンは縦に頷き、私はゆっくりとわたしの過去のことを話す
師匠以外に話すのは初めてだったから上手く話せたかは分からない
私は話してる間ゴンの顔が見れなくて下を向いていたけどゴンは何も言わずずっとただ、ただ聞いてくれた
「…という訳なんだ」
話し終えた後、無言が続く
「…やっぱ聞くの嫌だったよ「レイラ」な、何？」
ゴンの顔を見ると優しく微笑んでいて次の瞬間
ゴン「話してくれてありがとう」
と言ってくれた
ゴン「俺の我儘で辛い過去の事、話してくれてありがとう」
「…私の事何とも思わないの？」
ゴン「何を？」
「だって人を殺めた事あるんだよ？何回も…怖くないの？」
ゴン「うん、だって俺はレイラが優しいの知ってるし、それに自分の意思じゃないんでしょ？なら大丈夫だよ！」
と無邪気な笑顔でそう言ってくれる
ゴン「！？レイラどうしたの？」
「ぇっ？」
気付いたら涙が零れていた
「わ、わかんないけど、勝手に涙出てきちゃった…」
拭っても拭っても涙は零れ落ちる
その時、ギュゥとゴンが優しく抱き締め背中をトン、トンと優しく叩いてくれた
ゴン「こうすれば落ち着くって俺の叔母さんが教えてくれたんだ、だから大丈夫」
「っ…ぅん…」
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雪華(プロフ) - がーさん…コメントありがとうございます！嬉しいです(*´∀｀*) 更新遅いですが頑張りたいと思います！ありがとうございます！ (2019年11月16日 16時) (
レス) id: dea36c492b (このIDを非表示/違反報告)
がー(プロフ) - めっちゃ好きです！更新待ってます！ (2019年11月16日 15時) (レス) id: 8eb0f6b23c (このIDを非表示/違反報告)
柑菜向/超低浮上(プロフ) - booksさん…コメントありがとうございますっ！そう言って貰えると助かります(;･∀･) これからもよろしくお願いします(*^^*) (2019年5月6日 7時) (レス) id: 47898beb5b (このIDを非表示/違反報告)
books - ゆっくりでもいいですから更新頑張ってください！応援してます！ (2019年5月6日 7時) (レス) id: e463963ad8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪華 | 作成日時：2019年4月12日 6時
