( 1 ) 西畑 ページ1
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『 だいちゃ 〜 ん これ洗濯機入れてって言ったのに 』
「 あちゃ 〜 忘れてもうた 、ごめんごめん 」
『 んもう 、』
可愛い顔で謝ってくるんだから
わたしもあれ以上怒れなくて毎回困る 。
「 怒った顔も可愛い 」
『 うるさいっ 』
" 可愛い " の言葉に恥ずかしくなって彼の元から逃げた。
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彼との出会いは近所にあるコンビニ 。
『 ( 仕事疲れたし 、ご褒美にデザート買っちゃおうかな 〜 でもなあ 、この時間は太るかな 〜 ) 』
と 、１つだけ残ったプリンに対して悩んでいたら
横から手が伸びてきて悩んでいたプリンが取られた 。
『 あっ 』
「 えっ .. あ 、買うところでした？ 」
『 あ 、いえ すみません ... 』
声を出したことに恥ずかしくなって
ペコっと頭を下げてすぐお会計を済ませて
慌ててコンビニを出た 。
次の日も仕事帰りに寄り 、夜ご飯を選んでいると
「 あれ 、昨日の .. 」
『 あ .. 』
「 ふふ 、こんばんは 」
『 こ .. んばんは 』
昨日の彼に出会ってしまった 。
それが 、次の日も 、その次の日も 。
コンビニに寄ると大体 、出会う彼 。
挨拶だけだったのがお話しするようになって
同い年で 、家も目の前のマンションに住んでるんだとか 。
そこから 一緒にご飯食べるようになって
休日は遊ぶようになり
「 好きです 、付き合ってください 」
から 半同棲状態の今に至る 。
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作者名：く ま | 作成日時：2019年11月6日 15時
