7◆“憧れ”は“必然”のもの◆ ページ7
駅前の広場に、自転車を停めていたら
「お待たせ！松潤も今だった？」
『おっ、ちょうど来たとこだったわ』
「じゃ、行こう！」
雅紀は、いつもテンション高くて楽しそうだけど
今日はいつも以上に楽しそうだった
「松潤、ありがとね！誘ってくれて！俺さ、女の子と夏祭り行くの夢だったんだ！」
『はは、夢って(笑)今まで一度も行ったこと無かったの？』
「笑うなよ！男友達としか行ったことないよ。だから、松潤がうらやましい。憧れの青春っぽい事、全部してて」
『俺、青春っぽい事なんもしてねーけど…』
「えぇー、毎日してるじゃん！幼なじみがいて、しかも隣に住んでて、自転車で二人乗りとかしてて、それから…」
『それさ、青春関係なくない？家隣とか幼なじみとか…偶然だし…』
「まぁ、とにかく俺の憧れシチュエーションを、君は制覇してるわけだよ！松本君！」
『あっちぃーな、離れろよ！』
雅紀が肩を組んできたから、暑くてすぐに引き剥がした
“憧れのシチュエーション”かぁ…
その辺に関して俺は、両親にすごく感謝してる
母さん同士が元々高校からの親友だったらしく
家を建てる時は隣で！と決めていたらしい
それを了承してくれた父さん達もすごい
さっきは�犇�然�瓩辰童世な�したけど
�猊�然�瓩世辰燭鵑世茲�
だから、俺がAを好きになる事も当たり前っていうか…
「俺的にはさ、あともうちょいなんだよね」
『なにが？』
「憧れのシチュエーション！」
『もうちょいって？』
「だって、二人はまだ付き合ってないでしょ？」
『あぁ…』
「付き合っちゃえばいいのに！告白しないの？毎日狼を追い払うの疲れない？」
『フラれたら、俺、立ち直れる自信ない』
「なんで、フラれる前提なの！？」
俺は自信がない…
一緒に居る時間が長過ぎて…ってのは理由じゃない
中学の時、放課後の女子トークを立ち聞きしてしまったんだ
わざとじゃない…忘れ物を取りに行こうとしたら
Aと三浦と、あと二人ぐらい居たかな…
話してるのが聞こえて来たんだもん
�狃瓩呂燭世陵弔覆犬澆世茵繊９イ�になること？どーだろう…て言うか、好きってどういう事？��
なんとなく気づいてた…
兄妹も兄ちゃんだけだし、昔から3人で遊ぶ時は
戦隊ごっことか、テレビゲームが多かった
映画もアクション系の方が好きだし
恋愛系のドラマとかマンガは見たりするけど
友達と話し合わせる為に…って感じだし
つまり、好きとか恋、恋愛に疎いんだ
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二葉（ふたば）(プロフ) - ゆかりさん» 読んでいただき、ありがとうございます(^^) (2018年7月20日 18時) (
レス) id: 90e6df2236 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり - ニノしようちゃんの潤君愛してる (2018年7月15日 6時) (レス) id: 008d99490d (このIDを非表示/違反報告)
二葉（ふたば）(プロフ) - はるさん» はる様！早速ありがとうございます(^^)彼の方が好き好きだと、いつも以上に応援したくなっちゃいますよね(。-∀-)まだまだ、始まったばかりですので、これからの展開もお楽しみに！ (2018年7月7日 20時) (レス) id: 90e6df2236 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 二葉さん新作ありがとうございます！なんだか可愛い二人…男の子の方が好き好きなお話好きです！（好きが多い）これからどうなるのかとっても楽しみです！ (2018年7月7日 10時) (レス) id: b3c5b647ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：二葉(ふたば) | 作成日時：2018年7月4日 23時
