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15◇8月30日の当たり前◇ ページ15

「暑っっっい」


暑さで目が覚めた

時計を見ると朝の7時前

枕の下敷きになってるスマホを引っ張り出す


Aはっぴぃばぁすでー潤☆
これからも、よろしくね!後でプレゼント持っていくね!



30日は必ず、起きてすぐに、潤にメールを送るのが
私の中で当たり前の事になっている…


ありがとう!プレゼントも楽しみにしてる!


私が送ると、すぐに返事が返ってくるのも当たり前


リビングに向かうとお父さんが朝ごはんを食べていた


「おはよう、A。宿題終わりそうか?」

「うん!あと少しで、終わりそう。潤にも手伝ってもらったし」

「やっぱりな(笑)お前、潤がいなくなったらどうすんだ?」

「その時は、ちゃんと自分でするよ!」


お父さんを見送ってから、潤へのプレゼントを持って家を出た


「潤ママ、おはよー!昨日はお祝いありがとね!潤、部屋にいる?」

「Aちゃん、おはよ。部屋にいると思うから、上がってみて」


ありがとーっていいながら階段を昇って
ノックをせずにドアを開けた


「潤!ハッピーバースデー!プレゼント持ってきた!」


振り返った潤は電話中だった


『ごめん雅紀、後でまたメールするわ』


電話の相手は相葉君だったのか


『お前な…ノックぐらいしろよ』

「だって、早くプレゼント渡したかったから」

『まぁ、いいけど…』

「はい、これ!気に入ってくれるといいんだけど」

『開けていい?』

「うん!」


潤は、すぐに腕にはめて『どう?似合う?』って見せてくれた


「やっぱ、三日月にして正解!似合ってるよ!」

『何で、三日月にしたの?これ、限定のやつだよ?』

「なんだ、限定品って知ってたんだ〜。潤のね、笑った時の目に似てたから、三日月にしたんだ」

『ふーん、ありがと』


嬉しくないのかな?って思ったけど
表情を見ると、いつもより口角が上がってたから安心


「ねぇ、相葉君と何話してたの?」

『あぁ、明日の夏祭りの事でちょっとね…』

「来れない、とかじないよね?」

『そういう事じゃないから大丈夫。それより、宿題終わったの?お前の方こそ、明日行けないとかならないよな?(笑)』

「大丈夫だよ…」

『あと少しなんだろ?(笑)持ってこいよ』

「さすが潤!分かってるじゃん!じゃぁ、取って来るね」


誕生日の潤には申し訳ないけど、私にとって30日に宿題を手伝ってもらうことも、当たり前だったりする…^^;

16◆8月30日の決まり事◆→←14◆心地いい体温◆



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設定タグ: , 松本潤 , 幼なじみ   
作品ジャンル:恋愛
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二葉(ふたば)(プロフ) - ゆかりさん» 読んでいただき、ありがとうございます(^^) (2018年7月20日 18時) (レス) id: 90e6df2236 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり - ニノしようちゃんの潤君愛してる (2018年7月15日 6時) (レス) id: 008d99490d (このIDを非表示/違反報告)
二葉(ふたば)(プロフ) - はるさん» はる様!早速ありがとうございます(^^)彼の方が好き好きだと、いつも以上に応援したくなっちゃいますよね(。-∀-)まだまだ、始まったばかりですので、これからの展開もお楽しみに! (2018年7月7日 20時) (レス) id: 90e6df2236 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 二葉さん新作ありがとうございます!なんだか可愛い二人…男の子の方が好き好きなお話好きです!(好きが多い)これからどうなるのかとっても楽しみです! (2018年7月7日 10時) (レス) id: b3c5b647ee (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:二葉(ふたば) | 作成日時:2018年7月4日 23時

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