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BD６３ ページ14
雅紀｢やー良かったねニノ！｣
和｢はいはいありがとー。｣
｢あの〜二宮先輩｣
和｢んー違う｣
｢……和くん｣
和｢はーい。なんでしょ｣
｢そろそろ戻りたいんだけど。他の人も凄く見てるし…｣
和｢えーやだ｣
傍から見ても抱きしめられてるように見えるこの図は、通り過ぎる女子たちがジロジロ見てる。
噂になるのは時間の問題な気がする。
和くんかなり女子に人気だったから。
少し怖い。
｢もー和くん離れ……あ｣
和くんを見ようと振り向こうとしたら少し離れたところにある人を見つけて思わず固まった。
和くんもそれに気にしてることに気づいたのか、スっと離れてくれて近くのイスを持ってきて隣に座って。
遥ちゃんだ…
私の仕事が忙しい事もあって、あのカフェの一件以来会ってなかった。
じーっと見てたように感じたのは私の気のせい？
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作者名：ハチミツ
| 作成日時：2019年6月8日 0時
