隙あらば自分語り

｢嫌い｣について ページ3

Q：嫌いな人はいますか？

ーー

私の場合、答えはイエスです。好きの真反対で大嫌いという気持ちを人に対して抱くことがあります。
マザーテレサは言ったそうな。無関心がいちばん残酷だとかそういった類の言葉を。
もちろん、その趣旨もその理由も納得できるものでした。嫌いだ、と言うよりよっぽど何もせず見えないことにする方が残酷なのは同意見です。
でも好きの反対がそれかと言われると違うかなとも考えています。

私には今現在私の世界において2人大嫌いな人がいます。1人は姉、もう1人は同級生の女の子です。
なぜ嫌いかは話すととっても長いので割愛させていただきますがどれほど嫌いかと聞かれたら私はこう答えています。
｢名前を見聞きするのも、あの人が楽しそうにしてても不幸そうにしてても吐くほど気分が悪くなる。それくらい嫌い｣と。

誰かが普通にその人の名を呼ぶのが聞こえただけで私の顔は酷く歪みそうになります。
顔には出しませんし愚痴やらイライラも消して本人や本人の仲の良い人の前では出しません。

そこはマナーとして、いくら私が嫌いだからといって本人やその周りの人を傷つけて良い理由にはなり得ない、と思うからなのですがやはりイライラはしてしまい、考えたくないのに憎しみで心がいっぱいで自分の思考で自分の気分が常に最悪…という状況に陥ってました。キツかった…。


私は日頃、考えや雰囲気、やり方が合わないなっていう人は沢山います。でも嫌いになりはしません。
どうしてかと言うと｢そんなふうに考えるんだ、私には全然わかんないな｣って感じで。でもそれ以上は思いません。
普通に話しますし嫌いになるなんてありません。
とある人が浮気してても｢その行動最低だと私は思うけどこれは私の見方だしな｣と普通にお話できますし、黒い噂が絶えない人でも、｢噂は噂で本当のことを目の当たりにするまでそういう噂がある人としてしか認識しない。噂通りでも私の意見は私の中だけのもので現実の本人とは関係ない。｣といった感じで関係ややりとりに気持ちを深入りさせないようにしてるからです。

人を嫌うのも好きになるのも、一定以上心を向けるのはやはりエネルギーがいるのですからこうするととっても楽です。やっぱり合わない人の行動には驚いたり若干引いたりしますけどそれが私の心の内まで入ってこないので嫌いにならずに済みます。

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