小さなマフィアと 3 ページ5
『はぁ、最悪、』
「おい、A、俺の補佐がそんなに不服かァ?」
中原幹部と、暗い廊下を並んで歩く。
今は、建物内の説明を受けている途中なのだ。
『まぁ、それも有るんですけど、
普通、家が遠いので通えません。って言ったら、
じゃあ、近くに建て直そう。ってなります?
なりませんよね?』
私の頭のなかで、
先刻の男性………森さんの言葉が蘇る。
「おい、お前、いまさらっと俺を貶したろ、」
『ン?ナンノコトデショウ』
私は咄嗟に作り笑いを浮かべる。
「はぁ、まあいいが、」
あぁ、いいんだ。
「それだけ、マフィアの戦力になるってことだろう。」
『本当、全くもって嬉しくないですね〜 』
そんなこんなで説明は終わり、
当然のように、日は暮れていた。
『えっと、じゃあ、私帰るので、』
「おい、ちょっとまて、」
家に帰ろうとすると、
中原幹部に腕を捕まれる。
「手前、何処に帰る気だ、」
『何処って、自分の家にですけど…………』
この人は、何を聞いているんだ?
「多分、Aの家、もう建ってねぇぞ、」
『………?』
何を言っているんだ?この人は?
いや、ちょっとまて………………………
『あぁぁぁぁぁぁ』
じゃあ、近くに建て直そう。
という森さんの言葉が再度私の頭をめぐった。
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謝花 - ああああああ作者様コアまる様ああ中也さんカッコいいです!!!!!!! (2019年4月9日 10時) (レス) id: cfb76e4621 (このIDを非表示/違反報告)
キョウヤ - 中也アアアアアアアアアア!!!可愛いしかっこいいとか反則だろおおおおおおおお!! (2019年4月7日 22時) (レス) id: 04d7a5d2e9 (このIDを非表示/違反報告)
しあ(^.^)/ - どうぞ襲ってください・・・中也スキィィィィィィィィィィ!!←(早速叫ぶただのバカ) (2019年3月29日 11時) (レス) id: 47dd478da4 (このIDを非表示/違反報告)
コアまる - しあ(^.^)/さん» 私も、色々叫びまくるのでwww、宜しくおねがいしまーす! (2019年3月29日 8時) (レス) id: 9253a79ced (このIDを非表示/違反報告)
コアまる - しあ(^.^)/さん» こんなにたくさんコメントしてくれて、凄く嬉しいです! (2019年3月29日 8時) (レス) id: 9253a79ced (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:コアまる | 作成日時:2019年3月15日 15時