小さなマフィアと 10 ページ12
ピーンポーン
家の中に、ベルの音が鳴り響く
『ん、誰？こんな朝早くに………』
ベッドから降りインターホンまで歩いて行く。
『えっと、ただ今留守にしております。
御用の方はまた後ほどお越しください。「おいA」』
インターホンの向こうから聞き慣れた声が聞こえた。
『御用の方は後ほどお越しください。』
私は、なお声を続ける。
「幹部命令だ、今から10分以内に降りて来い。」
『ぐっ………』
そこで、通話は切れた。
何が、幹部命令だ、私の睡眠時間を減らしやがって………
そう文句を言いながらもいつもより早めに準備を済ませた。
『おはようございます。中原幹部、』
いつものように軽く挨拶をする。
「おう、ギリギリ、10分以内じゃねェか、」
当たり前だ。結構頑張ったのだから。
『それで幹部、私の貴重な睡眠時間が減らされた理由を、
聞かせていただいてもよろしいですか、』
「まあ、後々話すから、とにかく乗れ、」
そう言い幹部は、車の助手席に目を向ける。
私は大人しく、助手席に腰かけた。
私が座ると、車がエンジンの音を立てて出発する。
『今日の迎えは黒服さんじゃないんですね、』
「あぁ、まあな、
早く手前の顔が見たかったし、」
『ふげっ………なっ、何を言いだすんですか！？』
全く、この人は、
こう言う言葉を軽々と……
私は急に恥ずかしくなり、窓の外を見る。
……………あれ？
『あの、幹部?この道だと、マフィアのビルまで行きませんよね？』
「当たり前だろう、行くつもりが無ェんだから、」
………………行かないの？
『じゃ、どこへ行くんですか、』
「そりゃ手前、
恋人とふたりで出掛ける言ったら逢引に決まってんだろ。
心配すんな、ちゃんと首領に許可もとった。」
『…………逢、引、』
その言葉を聞いて、
私の鼓動はなおスピードを速めた。
ーーーーーーーーーー
ようやく、10話まで行きました〜
なんか、この話だけ凄く長い…………
まあ、それは置いといて、
朝、このページ開いたら、ランキングがついてる Σ(ﾟдﾟlll)
すっっっっっごい驚きました。
お気に入りに登録してくださる方も多く、本当に嬉しいです(*^▽^*)
これからももっともっと頑張っていくので、
よろしくお願いします！
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謝花 - ああああああ作者様コアまる様ああ中也さんカッコいいです!!!!!!! (2019年4月9日 10時) (
レス) id: cfb76e4621 (このIDを非表示/違反報告)
キョウヤ - 中也アアアアアアアアアア！！！可愛いしかっこいいとか反則だろおおおおおおおお！！ (2019年4月7日 22時) (レス) id: 04d7a5d2e9 (このIDを非表示/違反報告)
しあ(^.^)/ - どうぞ襲ってください･･･中也スキィィィィィィィィィィ！！←(早速叫ぶただのバカ) (2019年3月29日 11時) (レス) id: 47dd478da4 (このIDを非表示/違反報告)
コアまる - しあ(^.^)/さん» 私も、色々叫びまくるのでwww、宜しくおねがいしまーす！ (2019年3月29日 8時) (レス) id: 9253a79ced (このIDを非表示/違反報告)
コアまる - しあ(^.^)/さん» こんなにたくさんコメントしてくれて、凄く嬉しいです！ (2019年3月29日 8時) (レス) id: 9253a79ced (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コアまる | 作成日時：2019年3月15日 15時
