19 ページ19
.
ドアがノックされて、どうぞ、と返せば開く扉。
カルテの記録が残ってないから、今日が初めての人なのかもしれない。
新しいカルテのページを開いて、記入の準備をする。
『こんにちは。今日はどうされましたか?』
いつも通り患者さんにかける言葉を口にすれば、
患者さんが、着用していたマスクと黒のキャップを外す。
『……っと、あ……!』
ただ単にそういうファッションの人なのかと思っいたけれど、
その予想は外れていたみたい。
「……えっと、僕のことご存知ですか…?」
と、少し笑みを浮かべながら、独特のイントネーションを持った敬語で尋ねてくる男性。
まぁ、知らないはずがない。
『…あ、はい。
……中間、さんですよね……?』
目の前で、
「良かった……これで知らん言われたら多分ショック受けてました笑」
なんて呑気に笑って言う彼は、
アイドルで、
大毅くんと同じグループの最年長、
中間淳太さんだった。
中「すみません、ギリギリなってもうて。」
.
414人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
翡翠(プロフ) - 由奈さん» コメントありがとうございます!嬉しいお言葉ありがたいです……!また思いつきで書くかもしれないので、その際も読んでいただけると嬉しいです! (2019年12月5日 17時) (レス) id: cdd98bad11 (このIDを非表示/違反報告)
由奈(プロフ) - めっちゃ泣きました。すごい良かったです!次も楽しみにしてます。 (2019年12月5日 14時) (レス) id: 7439b31eb6 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - まいまいさん» コメントありがとうございます!そう言っていただけて嬉しい限りです……!また機会がありましたら、書こうと思ってますので、また出会えることを楽しみにしています! (2019年12月3日 16時) (レス) id: cdd98bad11 (このIDを非表示/違反報告)
まいまい(プロフ) - めちゃくちゃよかったです。また重岡くんの作品待ってます。 (2019年12月3日 15時) (レス) id: 882b6c2c77 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:翡翠 | 作成日時:2019年12月2日 2時