オトコギライ《桃》

#キライ ページ7

小瀧side





『…は……？』





はは、目見開いて固まってもうてる。





さっきの俺みたいやん。








小「…それにさー、俺の前でこんな話して泣くのもずるない？



……期待、してまうやん笑」













ほんま、小悪魔Aちゃんなんか？















『……意味わからん。そういう冗談まじでやめて！！』





小「いやー、それが困ったことに結構本気なんよ。」











俺やって困ってんねんで？



普通なら暴言中指迷惑女なんて好きにならへんもん。





てか今までの俺やったら女の子、ましてや好きな子にこんなに不満出てこうへんし笑












『……ますます気持ち悪い！！！ムリ！！』











……まあ俺も約半年で学んだからな。



こういう反応されるのも想定の範囲内やわ。













小「…やっといつもの調子に戻ったわ笑


よし、じゃあその神ちゃんの所戻るで。みんなも心配しとるし。」









一応見つけたことLINE入れたら2人はもう部屋戻ったみたいやし。









『……嫌や。


またどうしたらええんか分からなる。』











はー、もうAちゃんはおかんと喧嘩した幼稚園児か！！！！




















小「…そんなん、もっと素直になればええの！」











小 「自分でもほんまは分かっとんのやろ？



神ちゃんを好きやなくなったわけじゃなくて、


















__俺らんこと、嫌いになれへんくなったんやろ。」







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