マネージャー 無表情 それから。[WEST]

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あなたside






DVDを観ながら、斎藤さんにこの1年のことをたくさん教えてもらった。







何人かドラマの出演が決まったこと。




映画に出演したメンバーもいること。






眠り続ける私に、毎日声をかけ続けてくれていたこと。









仕事の合間や、ちょっと近くに来た時でさえ、面会終了ギリギリまで傍にいてくれたこと。










体が浮腫んでしまわないように、マッサージやケアをしてくれたこと。









時には、他のグループの方もお見舞いに来てくださっていたこと。















































































移動中や楽屋でずっと私の話をしてくれていたこと。






























予想以上の優しさに触れて、思わず涙が溢れる。


























































……あ、やばい。







不意に、さっきの検査で担当医さんに伝えられたことを思い出す




























"期間が空いてしまいましたが、同時にナルコレプシーの治療も始めましょうね"









"……大変言いにくいのですが、この空白の時間に、治りかけていた症状がまた初期症状へと戻ってしまいました"










"ですから、治療も症状もまた1からのスタートになります。"





































また同じような辛さが待ってるのかな、って









色々協力してくれた彼らに顔向けできないなって




























今からまた私を襲うのであろう発作に、少しの覚悟を決めて…でも待ち構える恐怖からは目を逸らしたくて。































あの7人の姿を思い浮かべて目を閉じた。






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