マネージャー 無表情 なぜ。[WEST]

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濱田side




無事に生放送も終わって、笑いもとれて、傍から見たら大成功！な今。






メンバーはほとんど、しょげた顔しとる。

それは、多分俺もやんな。









理由は1つ。




Aさんや。









俺らの渾身の団体芸、あそこでAさんの笑いもとったろ、って実は楽屋で言うてたんよ。









結果的に、スタジオ全体で笑いが起きて、これはキたんとちゃうか！？と思て、Aさんの方を見たら、そこにはさっきまでおったはずのAさんがおらんくて。









目立たんようにキョロキョロしてもあのポーカーフェイスはどこにもいない。









次の現場に移動する準備でもしてるんやろか、でも見て欲しかったな、なんて考えて撮影は終わった。









楽屋に戻る時、お世辞にもいいとは言えへん雰囲気の中、最初に口を開いたんは傍観者になりがちな流星で。









藤「平山さん、どこいっとったんやろ……」







桐「ほんのちょっと前までおったのにな〜」








中「次の準備とか色々あるんやろ、マネさんやし。そんなずっと見てられへんよ。」









大人なこと言うてるように聞こえるけど、顔は明らかにしょげてて。









いつのまにか、こんな短期間でAさんの存在がでかなってるなんて思いもしらんかったわ。どうしようもない7人やわ。









神「ま、今日はたまたまタイミングが悪かったんかもな！ほれ、次の仕事もあるんやし、テキパキいこや！！」





こゆとき、神ちゃんの存在は助かる。

すこーし前まではジャックナイフやったのにな。








俺もあんま人のことは言えへんけど。









中「そういえば、自分ら、平山さんに敬語外してええか、聞くんとちゃうかった？」






あ、つい他人事になっとった。まだみんな許可もらってへんのやったな。









桐「そや！聞けるうちに聞いとかな！！！なにぼーっとしてるん、いくで！！！！！！」









さっきまでの雰囲気が嘘みたいやな。元気に廊下走ってったわ。








そこで残されるんは俺と望。
望はあの話しとる時メイクでおらんかったから、状況まだ掴めてへんねん。くりくりのお目目何回も瞬きしてほんまに犬みたいやわぁ笑






濱「あんな、さっきな？……………………ってことがあってん。」






小「そーやったんか……え、濱ちゃんは行かへんの？」









濱「んー？俺、ほんまはもう許可もろてんねん笑」

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