【名探偵コナン】死なないように、疑われないように

38話 ページ40

「そうなんですか……一応後で調べてみますけど、今の私には分からないですね……」


これって、私がキティだよ！ってバラしちゃった方がいいのかな？


ほんと迷うんだけど！


どうしたらいいの！？




「ありがとう」



ひぇぇぇえええ！


ありがとうって言われちゃったよ！




1人で悶絶してる間に、いつの間にか園子ちゃんの家に付いてたよ。



うわぁ、豪邸。


こんなデカいの見たことない。


工藤邸を超えるくらいデカいよ。


もう！お金持ちはいいなぁ！！


この野郎！



無駄のない華麗な動きで車を停める降谷さん。


そんな横顔もステキ。


思わずため息が出ちゃうね。


懐中時計を確認すると、時刻は丁度8時になるところ。



流石、だね。


ぴったり集合時刻に間に合わせるように運転する降谷さんがしゅき。



「あっ、来た来た〜！Aさんに安室さん！」


お似合い〜って蘭ちゃんが言ってたけど、そんなことなくもないよ！


「さぁっ！Aさんも着替えに行きましょう！」


うぇ！？


着替え！？


ってなんですか！


「怪盗キッドが女性に変装できないように、世界に一つだけのドレスに着替えるんです！」


あぁー、原作でそんな物語もあったね！


たしかあれは、京極さんと怪盗キッドのバトルだったはず。



でも、今回はそれじゃないみたいだね。


似たような感じだけど。



さぁ、と園子ちゃんに半ば強引に手を引かれ、更衣室に移動した。




そこにはドレスがいっっっぱい！！



どれも高級そうで、私が着るにはもったいないよ……




「よし！選ぶわよ！！」

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