【名探偵コナン】死なないように、疑われないように

32話 ページ34

「それにしても、すごい美人さんですね！」


と蘭ちゃん。


嬉しいけど、私ってそこまで美人かな？


蘭ちゃんと園子ちゃんの方が美人だと思うんだけどなぁ。


「そんなことないよ。2人の方が美人！」


「やっぱ美人は違うわね……」


と意味の分からないことを呟く園子ちゃん。


いや、一般人だけど！


女子高生組にまで疑われたくないからね！？


「ところで、2人のお名前は？高校生だよね？」


「はい、高校生の鈴木園子です！」


「私は毛利蘭です！」


よろしくお願いします！と元気よく挨拶してくれた2人。


若いっていいね。


21歳だけど、最近一気に老けた気がする。


若返りたい……


「私は一ノ瀬A。よろしくね！」


夢の女子高生組。


あれだね、恋バナとかしたいよね！



「あれ？そういえば今日って火曜日だけど、高校は休みなの？」


「あぁ、今日はいろいろあって午前中で終わったんです」


へぇーそうなんだ……


何があったんだろうね……


でもあえて突っ込まないでおくよ。




「……あっ、そうだ！Aさんも来週の日曜日、ウチに来きませんか？」


ん！


これは怪盗キッドのヤツだね！？


もちろん行くよー！


今回はどんな奇術で盗むのかな？


「園子の家、あの有名な鈴木財閥で……来週の日曜日、怪盗キッドが宝石を盗むって予告したんです！それで……良ければAさんもどうでしょうか？」


「もちろん！私、怪盗キッド好きなんだ！」


その瞬間、今まで空気だった安室さんが微かに反応した。


安室さん警察だもんね。


国を荒らす奴は許さない！って感じかな？？

33話→←31話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す