２３伊沢さんと…？ ページ25
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出てきた料理にこぐまちゃんと二人、いや...熊も含めて三人で目を輝かせる。
肉じゃがとサラダと、白米。たったこれだけ、しかも肉じゃがは俺が途中まで作っていたものだけれど、完成度は高く、香ばしいものだった。
「……？ なあに、これ」
こてん、と首を傾げ、こぐまちゃんが問う。その問いに俺は薄く目を見開いた。
だって今、彼女……なんて...。
頭で理解しようと記憶を巻き戻そうとするが、あまりの驚きに頭が正常に機能していない。
「ん、これはね、肉じゃがって言うんやで」
「肉じゃが……いただきます」
「そう、肉じゃが。ほくほくしてて美味しい――――ってもう、食べてるやん！！
どう？美味しい？」
「!!! おいひい！！」
「くくっ、ふーふーして食べるんよ。あっちぃから」
「うん、ふーふー」
嬉しそうに、本当に美味しそうに頬張るこぐまちゃんと、それを親のように微笑み見守る川上。食卓を囲む温かいこの空間に胸を打たれた。
正直な話、川上が平然と対応していることにも驚きは隠せずにいたが、それよりもこの二人がこの短い時間でこんなにも親密な関係になっていることの方が驚きだった。川上、羨まなくたって羨ましがられる関係になってるから安心しろ。
「？ いざわさん、食べないの？」
「伊沢さんどうしたんです？ 箸とまってますよ？」
「え、あぁうん。なんでもないよ。
それより、こぐまちゃん本っ当に美味しそうに食べるなぁ。どれどれ……」
「これ！！ これ、おすすめ！！！」
「どれも伊沢さんの味付けですけどね」
「まあまあ。川上のご飯ってことで！
こぐまちゃん、今度は俺の作った飯食べてくれる？」
「！ いざわさんのごはん！ 食べる！！」
「ふふ、ありがとう―――うん、うまい」
「ほんとー！ やったね、かわかみさん！」
えいっと、ハイタッチをしている二人を横目に、黙々と食べすすめる。
川上の味付け……ちょっとだけ、ほんのちょっとだけしょっぱい気がするけど、美味しいよ。
...
二人がそんな俺のことをじっと見ていたなんて、今の俺の頭も心も、
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瑞西（シャラルー☆）(プロフ) - ゆのさん» わわ…っ、ありがとうございます！確かに、主人公ちゃんは可愛らしい（真顔）素敵なパワーをいただけたので、さらに良いものを提供できるよう頑張ります(*´▽｀*) (2019年12月25日 18時) (
レス) id: 705dc09b7e (このIDを非表示/違反報告)
ゆの(プロフ) - 主人公が可愛くて、お話も素敵で、情報の管理もしっかりされていてすごいと思います！お話楽しみに待っているので、作者さんのペースで頑張ってください！応援しています(p｀･ω･´q) (2019年12月25日 9時) (レス) id: 6ede61fc28 (このIDを非表示/違反報告)
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