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第三十五訓 ページ8

暑い日差しが降り注ぐ中…

銀「・・・」

神「・・・」

新「・・・」

万事屋の三人は木に釣り上げられていた。

新「悪気はなかったんです。・・・仕事もなかったんです。
夏だからオバケ退治なんて儲かるんじゃねーのって軽いノリでいたら・・・

ねぇ、銀さん」

同意を求める新八に銀時も返す。

銀「そーそー。俺昔から霊とか見えるからさ〜。それを人の役に立てたくて。
あ、沖田君の後ろにめちゃくちゃ怒ってるババアが見える」

沖「マジですかい?きっと駄菓子屋のババアだ。
アイスのあたりくじ偽装してたからか・・・ どーしよ」

心に思ってもいない心配をすると銀時は答えた。

銀「心配いらねーよ
俺たちを解放し、水を与えればいいってよ」

沖「そうか、じゃあこれ飲んでくだせぇ」

そう言い、沖田は飲んでいた水を銀時の鼻にかけた。

銀「いだだだ!!何コレ、なんか懐かしい!!
昔プールでおぼれた時の感覚!!」

悲鳴をあげる銀時に神楽は話しかけた。

神「銀ちゃん・・・頭爆発しそう・・・ 助けて!」

銀「おーい!いたいけな少女が頭爆発するってよ!
いーのか!この小説終わるぞ!!」

叫ぶ銀時にAは告げる。

A「別に主がいなくなったって、この小説の主人公はわっちじゃから・・・
終わらんと思うがな。」

沖「Aさんもああ言ってますぜ」

2人の言葉に新八は殺,されると感じ、万事屋はいろいろ叫びだした。

それを見ていたA、土方、近藤の3人。

近「おい、トシ。もう降ろしてやれよ。
総悟がSに目覚めるぞ」

土方は煙草を吹かしながら言う。

土「何言ってんだ。アイツはサディスティック星の王子だぞ。もう手遅れだ。」

そんな土方にAは真顔で告げた。

A「では土方、主はマゾ星の王子じゃな」

土「おいこらA!!俺はMじゃねぇ!!」

頭をガシリと掴まれたAだが、全く気にしないというように、言葉を続ける。

A「Mはマゾとマヨネーズの事じゃ。あながち間違いではないと思うが。」

土「マヨネーズはいいが・・・」

Aの言葉に気分が治ったのか、手を離した。

A「総悟、もーいいじゃろ。飽きんした」

Aは沖田にそう告げた。

沖「へーい」

そう言うと、沖田は万事屋の紐を解いた。


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黄羅(プロフ) - ななさん» コメントありがとうございます。そう言って頂けてうれしいです!そしてご指摘もありがとうございます。区切りの良い所まで行ったら設定を大幅に変えようか検討中です。その際にはお知らせ致しますので、これからも見て頂けたら幸いです! (2021年2月5日 5時) (レス) id: 3f33cf0222 (このIDを非表示/違反報告)
なな - 楽しんでいつも見てます!高杉との絡みがあって嬉しいです! ただ月詠口調がやりすぎじゃないかなって気になりました。 (2021年2月5日 4時) (レス) id: becceb0046 (このIDを非表示/違反報告)
ユウカ - 更新楽しみに待ってます! (2015年3月12日 14時) (レス) id: a76acd2a98 (このIDを非表示/違反報告)
桃果銀魂LOVE(プロフ) - 更新頑張ってください!応援してます♪ (2015年1月24日 8時) (レス) id: 3c29a828b5 (このIDを非表示/違反報告)
ミシェル(プロフ) - 続きィィイイ〜!!見たい〜!!一国傾城篇とか!! (2015年1月2日 1時) (携帯から) (レス) id: eac2cfa6e5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黄羅 | 作成日時:2013年7月30日 20時

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