天使と暮らしてみた結果【 JW 】

. ページ18

.


side . 桃



緑「 …っ、とも、りゅせとAちゃ、困らせたっ、 」

桃「 …うん。…せやな 」

緑「 …っ、あやまりにいく、っ 」

桃「 …うん。行こか！ 」




ちゃんと、ともから謝りに行くって言い出すんを待ってから流星のところへ向かう。


ともの希望で抱っこしたままやし、謝るときも手つないどくって約束やねんけど。笑




桃「 よし、…とも、行くで？ 」

緑「 … (こくん) 」

桃「 …流星ー？おるー？ 」

青「 …んぁ、望？ 」

桃「 なあ、入ってもええ？ 」

青「 ん、ええよ 」




流星の許可をもらって部屋に入る。


すると流星は、ともも一緒やってわかった途端、目を大きく見開いてびっくりしとるみたいやった。


ともはともで、さっき流星に怒鳴られたこともあるんか、またくりんくりんの目に涙を溜めとって。


…でも、泣かんように堪えとるっぽいけど。




青「 …っ、 」

桃「 ん、ほらとも、降りて？ 」

緑「 …ぅん、…でも、のんちゃ、 」

桃「 だーいじょーぶ。手つないどったるから 」

緑「 …ぁーと 」




小さい手でしっかり俺の手を掴み、まっすぐ流星の方を向いたとも。


……いけるで、がんばれ




緑「 っ、りゅうせ、…ごめんしゃいっ、！！ 」

青「 とも… 」

緑「 っもう、困らせへんからっ、とものこと、きらいにならんとって…？ 」

青「 っ…！！ 」

緑「 とも、りゅうせ、だいすきやのっ、 」




そこまで言うたともは、ついに我慢できんくなって泣き出してもうて。


それを見た流星は顔を少し歪めて、ゆっくり話しだした




青「 …ともっ、ごめん、ごめんな、俺の方こそ怒鳴りすぎた、 」

緑「 っりゅせっ、 」

青「 ともも、寂しかってんな？ホンマはAと遊べるはずやったのに、 」

緑「 …ぅんっ、 」

青「 これからも、我慢せんで、寂しかったら寂しいって言いや？ 」

緑「 っ…うん、！！ 」




これでひとまずは仲直り、やな！


やっぱさすがのんちゃんやー！！！




.

.→←.

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す