怪 盗 さ ん と の 恋 物 語 #3【黒羽快斗】

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────翌日。

行きは白馬くんが一緒に登校してくれたから良かったんだけど、帰りは用事があるらしく1人で帰ることになってしまった放課後。


どうせ暇だしポアロにでも行くかと足を進めていると、後ろから聞き慣れた声に呼び止められた。




『 …新一 』

「 よォ、シンガポールぶりだな 」

『 だね、新一は今帰り？ 』

「 ああ、…んまあこの後、ポアロで元太たちと集合にはなってんだけどな 」

『 …そっか、ポアロ、みんな来るんだ 』

「 オメーもポアロ行くのか？ 」

『 うん。暇だし行こっかなって。元太くんたち来るんなら尚更行きたいし 』

「 そーか。4人も喜ぶよ 」

『 …4人、 』




新一の(小さい)友達ですぐ思いつく4人といえば、少年探偵団の元太くん、光彦くん、歩美ちゃん、哀ちゃん。

…哀ちゃん来るんだ…！！




『 私も、みんなに混ぜてもらってもいいかな 』

「 ああ、俺はいいけど……つっても、他の4人も喜んでOK出すと思うけどな 」

『 …なら良いんだけど 』

「 ……オメー、なんかあったのか 」

『 …え 』

「 いつもより元気ねえし、何よりアイツら来るっつったらこっちの反応そっちのけで絶対行くって言うだろ 」

『 ……新一に隠し事はできないね 』

「 ったりめーだ。……んで？どうした、またあのキザな野郎になんか言われたか 」

『 キザな野郎って…キッドのこと？ 』

「 そうに決まってんだろ？ったく、アイツもアイツで拗らせすぎなんだよな… 」

『 …？？ 』




よくわかんないけど、新一には全部バレちゃってるみたいで。

…さすがは東の工藤(？)




───カランカラン

『 こんにちはー 』

「 あら、コナンくんにAちゃん！

いらっしゃい、こっちどうぞ！！ 」

「 あ、梓さん、後から元太たちも来るんだけど…いいかな？ 」

「 そうなの？もちろん大丈夫よ！

Aちゃんは？みんなと一緒でいい？ 」

『 あ、はい！ 』

「 了解！ 」




……梓さんもホントかわいい。天使。




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