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それからずっと、私を守るようにして戦ってくれた蘭とおじさん。
…だけど、終いには角に追いやられてしまって。
「 …っ2人共、下がってろ…!! 」
おじさんの後ろで海賊たちを見つめていると、遠くから新一が飛んでくるのが見えて。
それと同時に蘭の名前を叫ぶ新一の声が響く。
凄まじい音を上げながら椅子や机を蹴り飛ばして飛んでくる新一。
そしてそのまま、新一が飛ばしてきた机やらなんやらに下敷きにされてしまった海賊たち。
「 あ、お姉さん、大丈夫…? 」
「 アーサーくん…?なんでここに…? 」
「 あっ…お、お姉さんが心配で、 」
「 …!ふふ、ありがとう、笑
…ったく、アイツはどこにいんのよ! 」
安心したようにホッと息をつく新一。
…よかったね可愛い彼女が無事で。
……でもまだ、戦いは終わったわけじゃなくて。
私たちから少し離れた場所で、京極さんが園子を守りながらジャマルッディンさんと戦ってる。
…頑張って、京極さん。
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あれから遠くで京極さんの戦いを見守る。
…すると一瞬、ものすごい光が出るのと同時に放たれた京極さんの突きで、遠くまで飛んでいったジャマルッディンさん。
いつもなら私も「 すご… 」なんて呟いている所だろうけど、今回ばかりはそうも行かない。
なぜならなんと、私たちのいるマリーナベイの屋上が、海に向かって落ちていこうとしているからだ。
「 京極さん!!何かに掴まって!! 」
新一のそんな声を聞いて京極さんも急いで手すりに掴まる。
私も落ちないように手すりに掴まってたんだけど、どうやら私の体力は限界のようで。
ついに手すりから手が外れ、滑り落ちてしまった。
『 あ…っ!! 』
「「 ッA!! 」」
一瞬のうちに私の名前を叫ぶ蘭と新一の声は聞こえなくなり、あの恐ろしい浮遊感に襲われる。
ああ、このまま死んじゃうのかな、なんて考えを頭を振って打ち消す。
……っ待ってよ、まだ死にたくない……っ!
『 ───快斗……っ!! 』
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天資浅漬け - あたりの小説ってありますよね…これ当たりだわ。神。快斗と夢主に一つ言うとすれば…末長く爆発しろ☆ (2021年7月26日 21時) (レス) id: be91a01192 (このIDを非表示/違反報告)
青 - 好き!!こう、あの、その…好き!!(語彙力)更新頑張ってください!応援してます! (2021年6月23日 15時) (レス) id: 157c6e138f (このIDを非表示/違反報告)
なーるー*WithU*(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです!更新頑張ってください!KOCHUCHUさん!応援してます (2021年6月17日 21時) (レス) id: 02b5228d37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こーさん | 作成日時:2021年6月13日 18時