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所変わってここは、レオン邸の中庭が一望できる広くて綺麗な部屋。
「 素敵な中庭! 」
「 まあまあね 」
『 おお、さすが鈴木財閥 』
「 ふふん、まあね! 」
…なんて話していたそのとき、この部屋の扉が開き、2人組の男の人が入ってきた。
「 みなさんはじめまして。レオン・ローと申します。
また、私のボディーガード兼、警備主任のヘッズリ・ジャマルッディンも一緒に同席させてください 」
「 Mister Kyogoku.
(ミスター京極…)
I was hoping to see you.
(あなたに会いたかった) 」
「 Thank you.
(ありがとうございます) 」
「 I do karate too.
(私も空手をやっている)
I always wanted to have a match with you.
(いつか対戦してみたいとずっと思っていた) 」
英語でそう会話する、京極さんとジャマルッディンさん。
……なんて言ってるんだろう。
『 ね、かい…新一、あの人、なんて言ってるの? 』
「 ん?ああ、お互いに空手やってるから会ってみたかったんだとよ 」
『 へ〜、…あ、だから体大きいんだ 』
「 お前はちっせえもんな。羨ましがっても伸びねーぞ 」
『 黙れ 』
バカにしたように笑ってくる快斗の横腹に肘を入れる。
すると快斗は痛がってこっちを睨んでくるから、しっかり無視しておいた。
「 おお…あなたが名探偵の毛利小五郎さん! 」
「 いやあこれはどうもどうも…
まさかこんな外国の方にまで名が知られているとは… 」
「 (It's weird.)
(妙だ… )
(I don't fell anything.)
(何もオーラを感じない…) 」
レオンさんは少し難しい顔をしたあと、コナンくん──もといアーサーくんの方を見て、ハッとしたような表情を私たちに見せた。
そして「 No way. 」と呟く。
……新一の正体がばれかけてるってことではないよね…?
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天資浅漬け - あたりの小説ってありますよね…これ当たりだわ。神。快斗と夢主に一つ言うとすれば…末長く爆発しろ☆ (2021年7月26日 21時) (レス) id: be91a01192 (このIDを非表示/違反報告)
青 - 好き!!こう、あの、その…好き!!(語彙力)更新頑張ってください!応援してます! (2021年6月23日 15時) (レス) id: 157c6e138f (このIDを非表示/違反報告)
なーるー*WithU*(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです!更新頑張ってください!KOCHUCHUさん!応援してます (2021年6月17日 21時) (レス) id: 02b5228d37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こーさん | 作成日時:2021年6月13日 18時