検索窓
今日:719 hit、昨日:3,265 hit、合計:334,986 hit

. ページ24

.




少ししてやっと普通に立てるようになってきた頃、小太りの男の人が1枚の封筒を持って走ってきた。




「 そ、相談役!!たった今、ご自宅のポストにこんな物が!! 」

「 こ…これはキッドの予告状?! 」

「 なに?! 」

明日(みょうにち)20時、閉館間際に例のピストルなどを持参し…幕末の志士、坂本龍馬の名の下に…今一度洗濯いたし申候…怪盗キッド… 」




そう次郎吉さんが読み上げた途端に沸き起こるキッドコールと大きな歓声。

そしてキッドの予告状の内容を聞き終えると同時に外へ駆け出して行った新一。

……えー、もう追いかけるしかなくない?




『 っ新一!! 』

「 A?!オメー、俺に着いてきたのかよ? 」

『 だって、なにかわかったんでしょ?教えてもらおうかなって思って 』

「 ああ…洗濯するには、水がいるだろ?
だからもしかするとキッドは、雨が降るのを待ってたんじゃねえのかなって思ってよ 」

『 雨 … 』



……さすがは新一、とでも言うべきかな。

今朝快斗は、明日雨が降る予定だから今日中に予告出すって言ってた。

…やっぱり新一は侮れないね。




.

.→←.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (110 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
662人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

名無しちゃん。 - 夢主ちゃん可愛い...。更新頑張ってください! (2021年6月6日 9時) (レス) id: bb084ba885 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:こーさん | 作成日時:2021年6月4日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。