検索窓
今日:1,722 hit、昨日:1,398 hit、合計:349,978 hit

. ページ13

.




「 ちょっとコナンくん?ここ機関室よ?
本当にこんな所に怪盗キッドがいるの? 」

「 ねえ蘭ねーちゃん、Aねーちゃん、宝石言葉、って知ってる? 」

「 宝石言葉 ? 」

『 なんか聞いたことあるかも 』

「 園子ねーちゃんの母さんがヒントをくれたんだ…本物の黒真珠は最も相応しい人に預けてるって 」




コナンくんはサッカーボールを蹴りながらそう告げる。





「 真珠の宝石言葉は “ 月 ” と “ 女性 ” …船に乗ってるお客さんの中で名前に “ 月 ” を持つ女の人は “ 鈴木朋子 ” さんだけ。つまり本物はあの人本人が持ってたってわけさ! 」

『 …なるほど 』

「 でもなんで、それでキッドの正体がわかっちゃうの? 」

「 カードだよ…ホラ、蘭ねーちゃんが引いたカードにキッドのメッセージが貼ってあったでしょ? 」

『 ああ、真田さんって人のマジックの… 』

「 そう。あれはほんとに初歩的なマジック。
ただカードをすり替えるだけのね!だからカードを渡す前に誰がどう切っても引くカードは決まっているってわけなんだ 」

「 じゃ、じゃあ、そのカードにメッセージが貼ってあったって事は…まさか怪盗キッドの正体は、あの真田っていうマジシャン…? 」




不思議そうに新一に聞き返す蘭だけど、新一曰く、キッドはあの人ではないらしい。




「 ちがうよ!ボクずっと見てたけど、あの人奥さんに近付いてないもん! 」

『 え、じゃあ誰なの?怪盗キッドは… 』

「 もう1人いるじゃない!カードをすり替えられる人が!

…その人物は床にカードをバラまかせ、拾うふりをしてカードを1枚抜き、メッセージを貼り付けた。それを手のひらに忍ばせて、あたかもカードの束から引いたかのように見せかけたんだ 」

『 っそれって…!! 』

「 だよね?蘭ねーちゃん…いや…怪盗キッドさんよぉ!! 」




鋭く蘭を睨んだ新一は、蘭に向けてそう告げる。


…蘭が快斗なのか(←気付かなかった人)




.

.→←.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (113 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
679人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

名無しちゃん。 - 夢主ちゃん可愛い...。更新頑張ってください! (2021年6月6日 9時) (レス) id: bb084ba885 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:こーさん | 作成日時:2021年6月4日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。