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佐倉「黒木先生、」
加藤くんとご両親が帰った教室で、
佐倉先生が片付けをしていた。
黒木「何度も言いましたよね。
Rクラスには楽しく勉強させてくださいと。
勉強が楽しくなければ中学受験は成功しません。
貴方は子供たちに、勉強の苦しさだけを教えてたのではないですか。
…貴方は私に、
できない子供の気持ちがわからないのかとお尋ねになりましたよね」
佐倉「え？」
黒木「この際お答えしておきますが、
私は誰一人としてできない子だと思ったことはありません。
繰り返しますが、私は必ず、桜花の全員を合格させます。
貴方も他の先生方と同じですね」
佐倉「同じ？」
黒木「子供を切り捨てることはできないと言いながら、
本心は無理だと思っている。違いますか？
しかし、貴方も数字や文字を解読する能力があったんですね」
佐倉「…ん？」
黒木「行きますよ、片岡先生」
「…ふ、」
佐倉「あの、今のって…」
「ありがとうって意味ですよ。
佐倉先生が加藤くんが電車好きだって気付かなかったら、
こうはなりませんでしたからね。
じゃ、お疲れ様です！」
・
「黒木先生！」
黒木「なんですか」
「もっと素直に言えないんですか〜？」
黒木「私は全て正直に言っていますが」
「もー」
黒木「それより、片岡先生、
今、ホテル暮らしなんですか？」
「え、急ですね。……何で知ってるんですか？
やっぱりストーカー…」
黒木「この間、桜花を出たら
下で話しているのが聞こえました」
「盗み聞きですか、悪趣味ですね」
黒木「うち来ますか？」
「…へ？」
聞き間違いかと思うくらいの爆弾を、
突然落とした黒木先生。
黒木「部屋、余ってるんです。よければ」
「…あ、や、でも、さすがに…ねぇ？」
黒木「そうですか。
まあ、考えといてください」
「ちょ、っと…」
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紅茶(プロフ) - 埜多羅さん» 大丈夫ですよ！ありがとうございます！！ (2021年12月7日 21時) (
レス) id: 9cb04252fe (このIDを非表示/違反報告)
紅茶(プロフ) - なっちゃんさん» ありがとうございます〜！ (2021年12月7日 21時) (レス) id: 9cb04252fe (このIDを非表示/違反報告)
埜多羅 - ごめんなさいm(_ _)m💦間違えて1つ多くコメントが… (2021年12月5日 22時) (レス) id: 0765040fa1 (このIDを非表示/違反報告)
埜多羅 - 毎日見に来てしまうくらいとても好きになりました（笑）これからも頑張ってください！ (2021年12月5日 22時) (レス) id: 0765040fa1 (このIDを非表示/違反報告)
埜多羅 - 毎日見に来てしまうくらいとても好きになりました（笑）頑張ってください！ (2021年12月5日 22時) (レス) id: 0765040fa1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅茶 | 作成日時：2021年11月25日 0時
