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嫌な補助監督 ページ46

粧の堪忍袋の尾が切れた


「もううるさいな!アンタ後ろに乗ってくれない??」

虎「…え」


完全にしょんぼりした顔だった

粧は、言ってすぐしまった…と思った

色々な事が重なりすぎて、溜まっていたイライラが

ここで爆発してしまった


虎「すんません」


助手席のドアを開けて降りる

粧はそんな虎杖を見て少し胸を痛めた

でも、イライラは消えない

不安がありすぎるのだ

後部座席では伏黒が少し体をずらした

虎杖はそこに小さくなって乗り込む

釘崎は足を組み、粧を見つめていた


__________________


_____


任務を終えたあとの教室

釘崎は腕を組みながら苛立った顔をしていた

目の前には五条、その横に伏黒が立っていた


釘「五条先生、あの人なんなの?」


釘崎は明らかに不満を溜め込んだ声で言った


五「んー?」

釘「あの補助監督よ、終始無言だし、感じ悪すぎ」


五条はその言葉を聞いて、くくっと笑った


釘「もううるさいな!って…!

虎杖のあんな顔、初めて見たわよ」


その横で伏黒が小さく息を吐いた


伏「…初送迎って言ってただろ」

釘「だから何よ、そんなのあの人の事情じゃない

私たちには関係ないわ」


伏黒が少し目を細める


釘「いつもうるせぇくせに

怒鳴られたら急に静かになっちゃって…

こっちが気まずくて仕方なかったわ」


伏黒は少しだけ考えるように視線を落とした


伏「……でも、何回も静かにしてって言ってただろ」


釘崎はむっとした顔をする


伏「不安なことばかりで、隣でしつこく騒がしくされたら

流石にイライラもするだろ」

釘「……まぁ、それもそうだけど」


そして五条の方を見る


釘「五条先生」


五条は相変わらずニヤニヤしている


釘「あの人、いつもあんななの?」

五「いやぁ?たまたまイライラしてただけじゃない?」


その言い方はとても軽かった

釘崎はまだ納得していない顔をしている

五条は肩をすくめた


五「言ってもまだ4日目だしさ、勘弁してやってよ」


その言葉に、釘崎の眉がぴくっと動いた


釘「こっちが我慢しないといけないわけ?

次の任務でまたあんなだったら私、直接言ってやろうかしら」

五「いいじゃんいいじゃん、好きにしなよ、面白そうだし」


口元に楽しそうな笑みを浮かべる


伏黒は小さく息を吐いた



そのやり取りを廊下の角で、夏油が静かに聞いていた

壁に軽く寄りかかりながら、腕を組んでいる

釘崎たちの会話はすべて聞こえていた



夏「…全く」

優しい人の激怒ほど効く→←イライラ



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作者名:はなり | 作成日時:2026年3月14日 11時

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