【呪術廻戦】彼女が闇堕ちする前に【五条悟】 (ページ27)

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初対面ページ27

伏黒side

五「あっはははは！

今のちょー面白かったよ！

何回でも見れる～！」

なんでいんだよ…用事があるって…

…どこからともなく現れた五条さん

そして、携帯を構えている

五「これ、恵とAの初対面記念動画～」

なんとなくチラッと雨夜さんを見てみると

ただ冷めた顔で五条さんをポカンと見つめている

まあ、そうなるよな

五「出会い系アプリで初めて会う人達みたいで…

ッはははッ！！ちょーウケる」

イラッ

伏「ぶん殴りますよ」

五「まあそー怒んないの」

「あ…そういえば、私の事よく分かったね」

まあ五条さんから写真送られてきたし

って言ってもこの写真を送られてきた事は…

多分言わない方がいいか

伏「すごいキョロキ…」

五「あー僕が写真送っといたからね」

''すごいキョロキョロしてたので''

そう言おうとした俺の言葉を遮るように
五条さんが答えた

「え…どの写真ですか」

え、見せていいのか…？

絶対怒るだろ…これは

五「ん？

これ、僕のお気に入り♡」

五条さんは
Aさんの'寝顔'写真を本人に見せつけた

雨夜さんは顔色一つ変えないが、
冷めた目で五条さんを見つめている

多分マジかよコイツとでも思ってるのだろう

「…恥ずかしいので消して欲しいです」

五「え～僕の前で普通に着替えちゃうのに

これが恥ずかしいの？」

伏「…なっ」

男教師の前で普通に着替えるってマジか

この人もやばいだろ

「恥ずかしいです」

五「僕の可愛い生徒！

って自慢する時に使えるんだよね～」

「…そういうのいいです

自慢出来る人間じゃないので」

五「もっと自信持ちなよ

あ、寝坊癖直せたら消してあげてもいいよ」

「……………………」

そこで黙るのか

つか、寝坊癖あんのかこの人

五「ま、嘘だけど！

さて～合流も出来たし

とりあえずゴストでご飯でも食べよっか！」

こうして五条さんのペースに付き合わされる

雨夜さんの事は全く知らないけど

かなり強い呪術師なのだろうか

すごい呪力の圧を感じる

真前をズカズカと歩く五条さんの後ろを
二人並んで歩いていると雨夜さんに声をかけられた

「…変な写真送られてごめんね」

いや、謝ることじゃないし

そもそも雨夜さんは謝られる側だと思う

五条さんに

伏「いえ、別に」

それでプツリと会話は切れた

人見知りなんだろうか

俺もあまり親しく人と接するのは得意な方ではない

きっと、お互いそんな感じだから

会話のキャッチボールも1回で終わってしまう