冷静に ページ10
段々と落ち着きを取り戻す人々が大半を締めたが、まだ納得出来てない人もいた
「俺は生きてさえいればいいんだ!」
「どんな人生でもいいぜ!!」
絶対にこう言う人って後からまた文句言うんだよなあ…どうしたらいいんだろ…
『ならば国家反逆罪で連行してもよろしいでしょうか?』
サラッと言い放つA
「はっ!?」
「なんでそうなるんだよ!!?」
『国の方針に逆らうものは犯罪者、簡単な話しですよ!イブル・アイや魔法不全者と同じ類になっただけです!!』
「つ、!」
ここでAを止められる人はいない、そしてヒートアップしたAだったが
『いまっ!この国の方針はイノセント・ゼロを倒すこと!そしてそれに反対するのであれば反逆罪として連行します!!』
意外にも冷静に対応したのだった
だがそんな言葉だけで落ち着く訳もなかったのだった
_「国の方針なんか知らねぇよ!!」
こっちだって貴方の方針なんか知らないよ、!
_「私の日常を返してちょうだい!!?」
私の日常だって返してよ…!
なんで私の家族も…ソフィナさんやツララさん…アギトさんにレナトスさん…まで…
_「黙ってないで何かいいなさいよ!!」
じゃあそっちが黙っててよ…
ブンッ!!ブンッ!
石や魔法などをAに投げつけてくる人々、、それに対してAは
あぁ…もう体の全部が痛い…言葉に出来ないくらいにつかれた…もうつかれたよ…どうしたら落ち着くのかな…
___あ…分かった……初めからこうすればよかったんだ…
『なら私達が…いえ…!私がイノセント・ゼロを倒してアナタ達の日常を取り戻してみせます!!
そしてもし倒せれなかったのなら…私一人を好きにして結構です!ですからっ!それまでは大人しく見ててください!!』
堂々とそう宣言したのだった
____「あーあ…そんなこと言っちゃってさ…」
あはは…頭の中でうるさいよ_'神様'、もう決めたから言葉にしたんだよ、?
私にとって言葉は魔法なんだからさ…
___「そうか…」
そう…言葉は魔法、そう思うだけでなんでも出来る気がする…
____
「はっ、、?」
「Aさま?な、なにを、?」
街の人々は驚いていた、自分達はこんなにも生きたいと言っているのにこの少女は自分の命を他者のために差し出したのだから
『あ、あははっ…"解除っ"…』パッ
「えっ…」
もう限界だぁ…
____ヒューーンッ!!
そう言い2本線に戻ったAは重力に身を任せて落ちていった
もうつかれたなぁ…

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作者名:ハナミズキ | 作成日時:2024年12月21日 23時