日食まであと1日 ページ14
ガチャっ!
『おそくなった!!』
神覚者会議が終わった後Aはすぐに拷問室に向かった
ド「ん?何の問題もないよ」
ジ「あ、おかえり」
そしてソファーに並んで座り仲良さげに何かを見ている2人…
まぁ仲良くするのはいい……え…
『そ、それって昔のアルバムじゃ…』
ジ「ん?いいだろ!」
え…おかしくない??それ執務室の引き出しの奥にあるはずだけど??なんでっ??
ド「Aのことなら宝物はこういう所に隠すって言ってたから探したら…」
『大当たりしたと…』
ジ「すごいだろ、!」
『うんすごいすごーい』
棒読みで返答するA…
ジ「この写真はだな__」
ド「え、!?Aが!!?」
そしてそれを無視して盛り上がる2人…
・・・
『はぁ…"回収"』フワッ パシッ
流石に眼の前で見られると嫌だし…それに見られたくないのもあるし…
アルバムを回収したA…
ド・ジ「「あっ!!」」
『やることあるからねー』ニコニコ
ジ「…あー大人しくしといた方がいいな」ボソッ
ド「そうですね」ボソッ
『…はぁ聞こえてるよー』
ジ・ド「「ギクッ!」」
____
________
『さてと…まず明日城に乗り込む
ドミナは何かあった時の最終手段として作戦に入れたよ、それとこの事を知ってるのはライオさんとオーターさんと私の3人だけね』
ド「…」
ジ「最終手段か…」
なんでコイツも聞いてるのか分かんないけどまぁ…大丈夫か
『まぁ作戦と言ってもただピンチになったら私が転移魔法で呼び出すだけなんだけど…あ、何か質問ある?』
ド「…それは呼ばれないこともあるのか?」
『え?あ、、まぁ、
私達で全員倒せたのなら呼ぶ必要はないね…』
予想外の質問すぎて戸惑いながら答えるA…
ド「っ…そうか…」
答えるとドミナは悔しそうな顔で俯いてしまったのだった…あー、自分もイノセント・ゼロを倒したかったよなぁ…でも何かあった時の手段は少ないより多い方がいい…
『うん…ごめんね、
こっち弱いから最終手段として使われて…それに訓練も嫌だったよね』
ド「! 弱い?そんな訳ないだろ…僕が((」
『っ、…そんなことあるんだよ…』ポタっ
ド「えっ…泣いて…」
Aの眼には涙が溜まっていた…そして精神状態はもうズタボロだった、それもそうだ……大切な仲間が4人も亡くなり今まで守ってきた人々に散々言われたのだ
『私が、!私がもっと強くて!サーズもちゃんと使えて……皆を守れる位に強かったら…ドミナにも…みんなにも安心してもらえる…』
そう言い続けるA…その言葉は全て本心だった

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作者名:ハナミズキ | 作成日時:2024年12月21日 23時