どうせならﾀﾋんであげる【灰谷兄弟】

友達 ページ7

『おはよう、アヤメ。』

ア「おはよ！エミ。・・・どしたん？その怪我。」

『なんか新しくできた兄たちに折られたｗ』

ア「・・・笑えんけど。大丈夫なん？その兄たちは。」

『痛くなくなったから大丈夫やよｗ』

ア「・・・もうすぐお別れなんやね。」

先「みんな席につけ〜。
今から連絡があるのだが。
高瀬の苗字が変わったんだ。
だから今日からは「灰谷エミ」として呼んでやれ。
それから――――――――――――」

ｻﾞﾜｯ

「エミちゃんの苗字が灰谷ってことは・・・」

「怖っもう近づかないようにしよ」

「あの兄弟の妹じゃん！！いいなーイケメン」

来ると思ってましたこの反応。

ア「アンタのこの怪我って灰谷兄弟にやられたん？」

『いぇす☆』

ア「アンタねぇ・・・。つくづく運悪いねｗ」

『私はアヤメと同じクラスになれただけで幸せだよ』ﾆｺｯ

ア「それはどーも///」

『あ！照れた？かーわいっ♡』




―休み時間―

ギャル１「灰谷兄弟の妹ってホント？？」

ギャル２「あの二人いっつも何してんの？」

モブ１「兄妹になれたからって調子乗るんじゃないわよ」

モブ２「何でこんな地味女が」

案の定灰谷兄弟ファンに囲まれた。

ア「ちょっとエミは地味子じゃない！」

『アヤメ、いいよそんなのｗ

えっとねぇ、灰谷兄弟の妹なのホントで
今日から同居だから詳しいことは何も知らない。
兄妹にはなったけどぶっちゃけあの二人のこと兄とか思ってないｗ
あと私は世界一可愛いｗ』

「「「「キモッ」」」」

え、酷ない？

そうして時間は過ぎて行くのでした。

帰り道→←教室にて

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す