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ようやく光が見えてきてゴール
さっきまで見慣れた学校の廊下に出てくることができた
ホッとしたのかジワッと目が熱くなった
蓮「泣いてんじゃん笑」
恥ずかしくて袖で必死に涙を拭っても、ポロポロと涙が零れ落ちた
蓮「あーごめんごめん。
俺が悪かった、もう大丈夫だから、な？」
泣いてるのが周りに見られないようにしてくれて、優しく頭を撫でた
やっぱりお化け屋敷なんて2度と入りたくないけど
蓮が優しくてかっこよかったのは事実
「もう大丈夫、、、」
涙も止まって顔を上げて蓮を見上げた
蓮「よかった笑
次はうまいもん食いに行こ」
と蓮とまた文化祭をまわることにした
人気者の蓮はどの店に行っても声をかけられていて、サービスとかいってどんどん荷物が増えていく
結局食べきれないくらいもらってしまった
蓮「こんなに一気に食えねぇわ」
蓮の両手に抱えられた屋台の料理
流石に2人ともお腹いっぱい
蓮「なぁ、あそこ行かねぇ？」
蓮がそう言ってあそこってどこ？と聞こうと思ったけど
蓮の顔を見れば答えがわかって
「うん、行こう」
と返事した
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作者名：紫陽花
| 作成日時：2020年9月27日 23時
