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結局、勉強は捗らず下校時間が来てしまって2人で校舎を後にする
週末は頑張らないとねなんて言いながら帰っていると
蓮「ねぇ、もうちょっと頑張んない？」
蓮がそんなことを言い始める
「そりゃテスト来週だけど、こっから詰め込むもん」
蓮「いや、そうじゃなくて。」
はっきりなんでも言う蓮にしては何が言いたいのかわからないなぁと思っていた
蓮「もうちょっと一緒に勉強しよ？」
そのまま帰ると思っていたからびっくりする私
蓮は少し照れているのか耳が赤い
「いいけど、どこでするの？
カフェとかも閉まっちゃうでしょ」
蓮「いい場所知ってるから俺。付いてきて」
ニヤリと笑った蓮にそのままついていく
2人で勉強して捗る未来なんてないのだけれど
何せ、私も蓮もバカだから
それでも、もう少し一緒にいたいと私も思っていたから、蓮の誘いに乗ることにした
いい場所ってどこだろうと思いながら蓮について行くと、見えてきたのはオシャレなマンションだった
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作者名：紫陽花
| 作成日時：2020年9月27日 23時
